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~ 細胞能力を高める細胞バイオテクノロジーの世界動向と開発課題をわかりやすく解説 ~

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年2月2日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:49,500円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 44,000円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

田畑 泰彦 氏
京都大学 再生医科学研究所
生体組織工学研究部門 生体材料学分野 教授

【講師経歴】
 京都大学 工学博士(1988年)。京都大学 医学博士(2002年)。京都大学 薬学博士(2003年)。
 1981年 京都大学 医用高分子研究センター 助手
 1990年  同学 生体医療工学研究センター 助手
 1991-1992年 米国 マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学 医学部外科 客員研究員
 1996年  同学 生体医療工学研究センター 助教授
 2000年より 同学 再生医科学研究所 教授
 2016年 同学 ウイルス・再生医科学研究所 教授。
 1990年 日本バイオマテリアル学会 科学奨励賞、2002年 日本バイオマテリアル学会 学会賞、2011年 日本DDS学会 学会賞(水島賞)、2014年 日本再生医療学会 学会賞、2016 年 日本学術会議 会長賞、2018年 Tissue Engineering & Regenerative Medicine International Society Asian Pacific (TERMIS-AP) Outstanding Scientist Award など、他6つの受賞。
 日本再生医療学会 理事(編集委員長)、日本炎症再生学会 理事、日本バイオマテリアル学会 理事、日本DDS学会 理事長、TERMIS学会 理事フェロー、TERMIS-AP 理事長、世界バイオマテリアル学会(WBS)フェロー、New York Academy of Science フェロー、American Institute for Medical and Biological Engineering (AIMBE)フェローなど、日本創傷治癒学会 評議員、日本人工臓器学会 評議員、内閣府 日本学術会議 連携委員、工学、医学、歯学、薬学分野の国内外の17大学の客員教授、1650報の学術論文。130件の特許申請。Editorial Board: Tissue Engineering など7つの海外学術雑誌。

専門分野:
 バイオマテリマル、生体組織工学、再生医療、ドラッグデリバリーシステム(DDS)、幹細胞工学。

セミナーの趣旨

 再生医療とは、体本来のもつ自然治癒力を介して病気を治す医療である。その基本概念は、自然治癒力の基となる細胞の増殖、分化能力を高めることである。
 本セミナ―では、バイオマテリアル技術を活用して細胞能力を高める再生医療についてわかりやすく解説したい。加えて、細胞能力を高める細胞バイオテクノロジー(=再生医療)の世界動向と開発課題を踏まえ、再生医療分野の研究と事業化の今後の方向性についてもお話しする。

セミナー対象者

 再生医療分野、バイオテクノロジー分野に興味のある、あるいは今後参入したいと考えている全ての大学、研究所、企業の研究者、技術者、品質担当者、担当者、管理者。
 再生医療の全体像と今後の方向性をわかりやすく理解したいと考えておられる異業種の研究者、技術者、品質担当者、担当者、管理者。

セミナーで得られる知識

 バイオマテリアルが包括する研究分野と再生医療の定義(日本と海外の違い)を学ぶとともに、再生医療の世界動向と最先端技術、再生医療業界の最新動向と開発課題、および今後の再生医療研究と事業化の方向が理解できる

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

 再生医療とは、体本来のもつ自然治癒力を高め、病気を治す医療である。この自然治癒力のもとが細胞の増殖、分化能力であり、これを高めることが大切である。生体組織は細胞とその周辺環境からなっている。いかに丈夫なからだでも、家や食べ物がなければ弱ってしまう。これと同じことが細胞にもあてはまる。つまり細胞能力を高めるには、バイオマテリアル技術を用いて細胞に家や食べ物など周辺環境を作り与えることが必要となる。本講演では、バイオマテリアルの観点から、細胞能力を活用した再生治療および細胞応力を調べる再生研究を考える。

1.バイオマテリアルの定義と具体例
  
2、再生医療の定義(再生治療と再生研究)

 2-1 再生治療とは
 2-2 再生研究(細胞研究と創薬研究)とは
  
3、再生医療の4本柱(細胞移植、組織工学、遺伝子治療、創薬研究)とは
  
4、細胞移植を用いた再生治療

 4-1 対象細胞の種類
 4-2 細胞移植再生治療の具体例と問題点
  
5、組織工学を用いた再生治療
 5-1 組織工学とは(バイオマテリアルを用いた細胞周辺環境作り材料技
術)
  
6、組織工学を用いた再生治療
 6-1 組織工学の種類
 6-2 組織工学再生治療の具体例と問題点
  
7、再生医療の中の遺伝子治療
  
8、再生研究

 8-1 組織工学を用いた細胞研究の具体例と問題点
 8-2 遺伝子を用いた細胞の機能改変技術
 8-3 細胞と組織工学を用いた創薬研究
  
8、 再生医療業界の最新動向と開発課題
  
9,まとめと未来に向けて

  

  

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