~ 凝集体分析・凝集体除去・凝集化抑制について詳しく解説 ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2021年10月27日(水)12:30~16:30
受 講 料:49,500円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 44,000円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
本田 真也 氏
産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門 副研究部門長
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 客員教授
【講師経歴】
2005- 独立行政法人 産業技術総合研究所 生物機能工学研究部門 研究グループ長
2006- 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 客員准教授
2011- 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 客員教授
2012- 独立行政法人 産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 副研究部門長
2015- 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生命工学領域バイオメディカル研究部門 副研究部門長
【専門分野】
タンパク質科学、タンパク質工学
【実 績】
学術論文 80報以上、学会招待講演 30件以上、企業セミナー依頼講演等 40件以上
セミナーの趣旨
抗体医薬品の急速な需要拡大に伴い、有効性と安全性が担保された高品質・高効率な製造技術が求められています。タンパク質である抗体医薬品は、不安定な巨大高分子であるため、製造工程中に劣化しやすく、さまざまな目的物質由来不純物が生じます。その中でも目的物質由来の凝集体は、薬理作用の低下だけではなく、免疫原性惹起の原因とも考えられており、2014年に発表された FDA ガイダンスでは、リスク管理の観点から、製剤中の凝集体の含有量を可能な限り減らすことを製造者に推奨しています。
本講演では、バイオ医薬品の品質管理に関する基本的事項を概説したのち、主に抗体医薬品の凝集体に焦点を当てて、凝集体の分析法、凝集体の除去技術および抑制技術に関して、製造現場で実用されている既存技術と新たな技術開発の動向について紹介します。凝集体の科学と技術に関して初めて学ぶ方を対象にした構成になっていますが、既にバイオ医薬品の製造管理、品質管理に従事している方にも参考になる内容と思います。
セミナー対象者
バイオ医薬品/抗体医薬品の製造、品質管理に関心のある方、初学者から従事者までの幅広い聴講者を想定
セミナーで得られる知識
バイオ医薬品/抗体医薬品の品質管理に関する基礎的知識、バイオ医薬品/抗体医薬品の凝集化に関する科学と技術
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. バイオ医薬品/抗体医薬品の品質
2. バイオ医薬品/抗体医薬品の分子不均一性
3. 免疫原性に関わる FDA ガイダンス
4. 凝集体の定義と分類
5. 凝集体の発生成長と原因
6. 凝集化の理論
7. 凝集体の分析法
8. 凝集体の除去技術
9. 凝集化の抑制技術
10. 技術開発動向の紹介