化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年8月27日(金)10:30~16:30 
       受 講 料:49,500円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 44,000 円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

大塚 正人 氏
東海大学 医学部基礎医学系分子生命科学 遺伝子工学・ゲノム編集研究室 教授

【講師経歴】
  
【学 歴】

 2000年3月 名古屋大学 大学院理学研究科 博士後期課程生命理学専攻修了 博士(理学)

【職 歴】
 2000年4月~ 東海大学 医学部 博士研究員
 2003年4月~ 東海大学 医学部 特任助教(助手)
 2008年7月~ 東海大学 総合医学研究所 特任助教
 2009年4月~ 東海大学 総合医学研究所 特任講師
 2010年4月~ 東海大学 医学部 講師
 2014年4月~ 東海大学 医学部 准教授
 2019年4月~ 東海大学 医学部 教授

【研究歴】
 〜2003年:メダカ突然変異体の遺伝学的解析。
 2003年〜:マウスを用いた遺伝子工学・発生工学的手法論の開発を主とした研究。
 現在は、ゲノム編集法を応用した個体レベルでの遺伝子改変技術開発とその応用等。

【所属学会】
 日本分子生物学会、日本実験動物学会、日本繁殖生物学会、日本ゲノム編集学会、International Society for Transgenic Technologies、American Society of Gene & Cell Therapy

セミナーの趣旨

 ゲノム編集技術の登場により、様々な生物種で極めて簡単に遺伝子改変を行うことが可能になりました。特に、ガイドRNAとCas9タンパク質という2つの要素から構成されるCRISPR-Cas9系は、その設計の容易さから研究者の間で急激に広まり、汎用的な技術となっていきています。本セミナーでは、CRISPRゲノム編集技術の基礎的な知識や設計法から、それを用いていかにゲノム編集動物モデルを作製するかなどについて、演者のこれまでの経験をもとに自身が開発した独自の技術にも言及しつつ解説します。また、日々進化を続けるゲノム編集技術に関して、その改良・発展型のツールや、遺伝子治療を含めた各分野への応用に至るまで、最新の情報を紹介します。ゲノム編集技術について勉強を始めたい方から、実際に実験に利用したい方、疾患モデル動物作製等に興味のある方(自分自身で作製されたい方も含めて)まで、参考となる情報を提供できればと思います。

セミナーで得られる知識

 ・CRISPRゲノム編集技術の基礎的な知識
 ・CRISPRゲノム編集技術でできることと課題
 ・ゲノム編集動物(疾患モデル動物等)の作製法に関する知識
 ・ゲノム編集技術の各分野への応用例

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. ゲノム編集の基礎
 1.1 ゲノム編集とは
 1.2 トランスジェニック技術と遺伝子ターゲティング法
 1.3 Zinc Finger Nucleases
 1.4 Transcription Activator-Like Effector Nuclease
 1.5 CRISPR-Cas9
 1.6 CRISPRの種類
 1.7 DNA修復機構(NHEJとHDR)
  
2. 遺伝子ノックアウトと遺伝子ノックイン
 2.1 遺伝子ノックアウト
 2.2 遺伝子ノックイン
 2.3 gRNAの設計
 2.4 ドナーDNAの設計
 2.5 ゲノム編集溶液の調製
  
3. ゲノム編集動物作製法
 3.1 顕微注入法
 3.2 in vitroエレクトロポレーション法
 3.3 i-GONAD法
 3.4 ノックイン動物作製(Easi-CRISPR法を中心に)
 3.5 コンディショナルノックアウト動物作製
 3.6 ヒト型変異動物(疾患モデル動物)作製
 3.7 得られた個体の遺伝子型判別
  
4. ゲノム編集技術の課題
 4.1 オフターゲット作用
 4.2 標的配列の制限
 4.3 デリバリー法
 4.4 モザイク現象
  
5. CRISPR関連の各種ツールと応用
 5.1 dCas9とCas9ニッカーゼ
 5.2 高精度Cas9
 5.3 PAM改変Cas9
 5.4 Base editorとPrime editor
 5.5 遺伝子発現制御への応用
 5.6 小型のCasタンパク質
 5.7 Cas9以外のCRISPRツール
  
6. ゲノム編集技術の応用
 6.1 畜産・養殖動物・作物への応用
 6.2 診断ツールとしての応用
 6.3 疾患の遺伝子治療への応用
 6.4 遺伝子治療法の課題
  

 

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