化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年7月14日(水)10:30~16:30 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 内田 智士 氏  京都府立医科大学 大学院医学研究科 医系化学 准教授

【講師経歴】
 2007年に東京大学 医学部 医学科を卒業したのち、北見赤十字病院にて2年間初期臨床研修に従事。2013年 東京大学大学院 医学系研究科にて、医学(博士)を取得。東京大学大学院、医学系、工学系研究科にて、特任研究員、特任助教をへたのち、2020年より京都府立医科大学大学院 医学系研究科医系化学にて准教授。また、公益財団法人 川崎市産業振興財団、ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)副主幹研究員を兼務。

【活 動】
 ウイルスを用いない遺伝子治療を目指したプラスミドDNAやメッセンジャーRNA(mRNA)の送達法の開発や疾患治療への応用に取り組んできた。特に、約10年前より日本でいち早くmRNA医薬研究に着手し、ワクチン、がん治療、ゲノム編集、再生医療への展開に取り組んでいる。
 日本核酸医薬学会、日本DDS学会における奨励賞、International mRNA Health Conference での1st Abstract Prizeの受賞など、mRNAに関する研究は国内外で高く評価されている。

セミナーの趣旨

 mRNA医薬は、新型コロナウイルスワクチンにおいて実用化されたことを受け、今後その開発が大きく加速し、近い将来、様々な医療分野で応用されることが想定される。実際に、感染症ワクチンだけでなく、がん免疫治療、ゲノム編集、希少性疾患治療、再生医療といった分野で、既に臨床試験が行われている。本セミナーでは、初学者でも mRNA医薬の動向をフォローしその開発に従事できるよう、基礎から詳説する。さらに、最新の動向を広く紹介し、現在の課題にも言及した上で、今後の展望を述べる。

セミナー対象者

 mRNA医薬に関して予備知識が全くない方から、既にある程度mRNA医薬に関わっている方まで幅広い方々を対象とする。技術者、研究者だけでなく、新規事業等の企画を担当される方にもわかりやすい説明を心がける。

セミナーで得られる知識

 mRNAの製造法、品質評価法、生体への送達法と言った基礎的な内容から、mRNAのモダリティとしての特長や、ワクチン、がん免疫治療、ゲノム編集、再生医療への応用まで幅広く紹介する。医療応用における最新の動向までカバーする。

プログラム

                ※ 適宜休憩が入ります。
1. mRNAの導入 〜なぜ今 mRNAなのか?〜
  
2. mRNAをmRNA品として用いるための基盤技術

 2-1 mRNAを製造するための技術
 2-2 mRNAに含まれる副生成物
 2-3 mRNAを生体へ送達するための技術
  
3. 新型コロナウイルスに対するmRNAワクチン
 3-1 他のワクチンとの比較
 3-2 mRNAワクチンに関する基盤技術
 3-3 mRNAワクチンの最新の動向
  
4. mRNAmRNAのその他の医療分野への応用、臨床開発の動向
 4-1 がんワクチン(腫瘍関連抗原、ネオ抗原)、がん免疫治療
 4-2 ゲノム編集治療
 4-3 希少疾患治療
 4-4 再生医療
 4-5 抗体治療
  
5. 現状の課題と今後の展望
 
 

関連図書

        医薬・ヘルスケア・バイオ・食品

関連セミナー/ウェビナー

        医薬・医療