化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年1月20日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円 + 税  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,000 円 + 税
          *アカデミック価格 24,000 円 + 税
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2名目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 陳 国平 先生(グループリーダー)  物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点

【講師経歴】
 1997年4月~2000年9月 奈良先端科学技術大学院大学および工業技術院 ポスドク
 2000年10月~2004年3月 産業技術総合研究所 研究員、主任研究員
 2004年4月~2006年12月 物質・材料研究機構 主幹研究員
 2007年1月~2011年3月 物質・材料研究機構グループリーダー
 2011年4月~2017年3月 物質・材料研究機構 MANA 主任研究者・ユニット長
 2017年4月~現在 物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点 生体組織再生材料グループ グループリーダー
 2013年10月~現在 筑波大学 数理物質系 教授(連係大学院)

【活 動】
 2006年4月~現在;日本バイオマテリアル学会評議員
 2008年4月~2018年3月;日本高分子学会 医用高分子研究会 運営委員
 2008年10月~2011年9月;JSPS「再生医療の実用化」に関する研究開発専門委員会 委員
 2012年9月~現在;日本再生医療学会 評議員
 2015年 英国王立化学会フェロー
 2017年 American Institute for Medical and Biological Engineering(AIMBE) フェロー
 2015年11月~現在 日本バイオマテリアル学会 理事
 2016年1月~2016年12月 TERMISAPのcouncil member
 2017年1月~現在 TERMIS-APのMember-at-Large
 2013年7月~現在 英国王立化学会のJournal of materials Chemistry B, Associate Editor

セミナーの趣旨

 再生医療において、足場材料は細胞を三次元的に分布させ、特定の形状を賦与しつつ、再生のためのスペースを提供するための支持体として重要な役割を果たしている。また、足場材料は、細胞の接着、増殖から基質産生へ向かうように細胞の分化を制御できること、高い生体親和性、機械強度など、実に様々な性質が要求される。加えて、理想的な組織再生を行うためには、増殖した細胞と産生された細胞外マトリックスが組織化し、新しい生体組織が形成される段階で多孔質材料は新しい組織に置換されることが望ましい。そのために生体吸収性高分子の足場材料はよく用いられている。本セミナーでは、再生医療の足場材料の研究開発に関する最先端の成果を紹介する。

セミナー対象者

 再生医療の材料研究開発に関わる、或いは興味がある方。

セミナーで得られる知識

 本セミナーでは、再生医療に用いられる足場材料の役割と必要条件をレビューしながら、最近の進歩と今後の展開も合わせて紹介する。特に、足場材料の構造制御技術や複合化技術、生体親和性の向上方法などの例を挙げながら、組織再生に相応しい足場材料およびその製造方法について述べる。また、中国における再生医療及び足場材料の研究開発の
現状も紹介する。

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. 再生医療における足場材料の役割
 a) 再生医療の現状及び要素技術
 b) 足場材料の機能及び役割

2. 足場材料の必要条件
 a) 足場材料の必要条件及び種類
 b) 足場材料と細胞の相互作用
 c) 生体適合性
 d)生体吸収性
 e) 力学強度
 f)足場材料の機能評価

3. 足場材料の現状
 a) 足場材料の種類
 b) 生体吸収性合成高分子の足場材料
 c) 天然高分子の足場材料
 d) 細胞外マトリックス足場材料
 e) 自家足場材料
 f) 複合足場材料
 g) 階層構造の足場材料
 h) パターン化構造の足場材料

4. 足場材料の作製技術
 a) ポローゲンリーチング法
 b) 相分離法
 c) 乳濁液凍結乾燥法
 d) 繊維融着法
 e) 三次元プリンティング法
 f) 氷微粒子法
 g) 生体模倣型マトリックス材料の作製法
 h) 自家足場材料の作製法
 i) 複合多孔質材料の作製法

5. 足場材料の再生医療への応用
 a) 軟骨再生
 b) 骨再生
 c) 骨・軟骨再生
 d) 皮膚再生
 e) 筋肉再生
 f) 心臓再生
 g) 肝臓再生
 h) 肺再生

6. 中国における再生医療及び足場材料の研究開発現状

7. 今後の展望

 

関連図書

        医薬・ヘルスケア・バイオ・食品

関連セミナー/ウェビナー

        医薬・医療
        食品・化粧品・バイオ