* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2020年10月21日(水)12:30~16:30
受 講 料:45,000円 + 税 * 資料付
*メルマガ登録者 36,000 円 + 税
*アカデミック価格 24,000 円 + 税
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】通常の特典(2名目無料、3名目以降半額)は適用外となりますが、 定価の20%引でご参加いただけます。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
小澤 和典 氏 ㈱オザワエナックス 代表取締役
1967年 東京大学 物理工学科 卒業
1972年 米国ペンシルバニア大学 金属工学修士課程 卒業
1982年 東北大学 工学博士 学位授与<鉄及びコバルトの斜め蒸着膜の構造と磁気特性に係る研究>
1967年 ソニー㈱入社 超音波遅延線、フェライト単結晶、磁気 ヘッド、磁気テープ、蒸着テープ、ハードディスク、リチウムイオン二次電池等の開発及び生産技術を担当。戦略本部部長、電池事業本部 本部長
1991年 リチウムイオン2次電池の実用化(世界初)
1996年 ソニー㈱ 退社、エナックス㈱ 設立
2014年 エナックス㈱ 退社
2014年 ㈱オザワエナックス設立 現在に至る
【受 賞】
1994年 電気化学協会論文賞(日本)
1994年 Electrochemical Society Technology Award(USA)
2004年 東京都ベンチャー技術大賞(東京都都知事賞)
2006年 IBA Technology Award(USA)
2010年 ダイヤモ ンド社 ベストマネージメント賞
2011年 平成23年度 知財功労賞(特許庁長官賞)
2015年 東久邇宮文化褒賞
【その他】
1985年 東北大学工学部 非常勤講師
2011年 系統連携円滑化蓄電システム技術開発(NEDO 委託研究 LS0006)
応用物理学会終身会員
【書 籍】
“Lithium Ion Rechargeable Batteries” Edited by Kazunori Ozawa, Wiley-VCH(2009)
「世界のリチウムイオン電池産業と市場動向」シーエムシ ー・リサーチ(2015)
他多数
セミナーの趣旨
リチウムイオン電池は日本(ソニー)が世界で初めて開発したにもかかわらず、韓国、中国の後塵を拝している。全ての技術および産業は常に流動的であり、その地位を保つためには深い洞察と革新がなければならない。中国では巨大工場とともに安全性を高めるための新たな動きが出てきた。しかし既にインドをはじめとする東南・南アジア諸国も急速に成長しつつある。本セミナーではリチウムイオン電池の生みの親である本人が日本をもう一度世界のリーダーにするための考え方と行動の指針を与える。
セミナー対象者
① 電池の研究者、開発者、製造担当者
② 電池戦略の担当者
③ マーケットリサーチ担当者
セミナーで得られる知識
① リチウムイオン電池の基本原理
② リチウムイオン電池の開発、製造のポイント
③ リチウムイオン電池の世界情勢
④ 日本の目指すべき方向
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
2 液系から全固体電池まで各種電池の利害得失
3 世界のEV事情
3.1 EVの生産台数、2040年までの予測
3.2 EV用リチウムイオン電池の生産数量
3.3 EV用リチウムイオン電池のシェアー
4 EV用リチウムイオン電池に求められる特性
4.1 エネルギー密度
4.2 パワー密度
4.3 寿命(サイクル特性、保存特性)
4.4 安全性(圧壊、過充電、釘差し、塩水噴霧、充電温度特性、液漏れ)
4.5 パック構成の容易さ
4.6 量産性
4.7 セルサイズと歩留まり
4.8 コスト
5 部材に求められる特性
5.1 正極材
5.2 負極材
5.3 電解液
5.4 セパレータ
5.5 関連部材
5.6 全固体電池
6 製造法の改善
6.1 塗布工程(溶剤系、水系、塗布高速化)
6.2 組み立て工程(ドライルームの簡略化、金型高速化)
6.3 評価工程(エージング、評価項目)
7 リチウムイオン電池の世界情勢とビジネス戦略
7.1 Mild Hybrid、Hybrid、Plug-in Hybrid、Battery EV、Fuel Cell EV
7.2 小型、大型、乗用車、商用車、遠距離バス、重機
8 日本の進むべき道
8.1 ガラパゴスを避け、世界を見る
8.2 日本の特性を生かす
9 総合力