- 韓国・中国・欧米のLIB 産業の実際 -
■ 発 刊:2015年9月14日
■ PDF版:CD-R(別売)
■ 定 価:書籍 80,000 円(税込 88,000 円)
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書籍&PDFセット 95,000 円(税込 104,500 円)
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■ 体 裁:A4判 並製 277頁
■ 編集発行:㈱シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-21-6
パンフレット
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本レポートの特徴
◇ 韓国・中国・欧米のリチウムイオン電池産業の最新動向!
◇ 世界の電池産業の現状・用途開発・市場動向を詳述!
◇ 中国・リチウムイオン電池の主要部材のプロジェクトの企業・生産能力を詳述!
はじめに
2014年のLIB 市場は、前年比102.2%の1兆6,340億円であったが、今後はEVとPHEV市場の拡大や新興国における電力網を補完するエネルギー貯蔵としての需要喚起などで、LIB 市場が大幅に拡大していくことは間違いない。
LIBの用途は、スマートフォンやタブレットPCなどの製品から、EV、HEV、PHEV 、ESS(定置用蓄電池)などへとシフトし拡大している。これら次世代自動車の普及に伴い、車載用LIB市場は急成長していくだろう。こうした動きに並行してLIBの主要部材は、海外企業の進出が見られるが、電解液や極材などの素材と装置は日本企業が技術的に優位に立っており、今後も日本の強みとして発展が期待される。
韓国勢は中大型LIBで攻勢をかけている。サムスンSDIとLG化学は、大規模投資を続けて価格を引き下げ、シェアを獲得してきた。中国はエコカーの累積販売目標を2020年までに500万台に設定し、補助金を大幅拡大し、充電所も拡充している。
一方、米国のテスラ・モーターズは中国市場においては、自社の単調なビジネスモデルと充電インフラの遅れが要因で苦戦を強いられている。その米国は、オバマ政権の政策として、材料から最終的な電池パックまですべてを自国で生産する方針を打ち出したものの、事業破綻や事業の軌道修正の動きが活発になっている。
日本の電池メーカーは、活動を活発化している韓国のサムスンSDIやLG化学と競争しなければならない。そのため電池事業の産業基盤を固めることが課題になっている。本レポートは、中国や欧州、米国のLIB産業で起こっている実際の現場とマーケット予測を探った。本レポートで海外のリチウムイオン産業と市場の最新動向を把握できるものと確信している。
見本ページ
構成および内容
目次一覧PDFシーエムシー・リサーチ調査部
1 世界のLIBの市場
1.1 概要
1.2 韓国のLIB産業の動向
1.3 中国のLIB産業の動向
1.4 米国のLIB産業の動向
1.5 今後の電池コスト予測
1.6 メーカー動向
① パナソニック
② ソニー
③ 日立製作所
④ サムスンSDI
⑤ LG化学
⑥ ジーエス・ユアサ コーポレーション
⑦ NEC
⑧ 積水化学工業
⑨ SK Continental E-motion
⑩ ボッシュ
⑪ 村田製作所
⑫ IHI
⑬ 古河電池、凸版印刷
⑭ 富士フイルム
⑮ 東京応化工業
⑯ TDK
⑰ セイコーインスツル(SII)
⑱ 日立オートモティブシステムズ
2 構成材料の市場動向
2.1 主要4部材世界市場規模
2.2 正極材料
2.2.1 概要
2.2.2 市場動向
2.2.3 正極活物質
2.2.4 今後の競争環境
2.2.5 正極材の動向
2.2.6 メーカー動向
2.2.6.1 主なコバルト系メーカー
① 日亜化学工業
② ユミコア
③ 本荘ケミカル
2.2.6.2 主なマンガン系メーカー
① 新日本電工
② ダウ・ケミカル
③ 東ソー
2.2.6.3 主なニッケル系メーカー
① 戸田工業
② 住友金属鉱山
2.2.6.4 三元系の主なメーカー
① 田中化学研究所
② JX日鉱日石金属
2.2.6.5 リン酸鉄系の主なメーカー
① 三井造船
② 住友大阪セメント
③ ソニー
④ GS ユアサ
⑤ BASF 戸田バッテリーマテリアルズ
2.2.6.6 その他のメーカー
① 住友化学
② AGC セイミケミカル
③ 正同化学工業
④ 伊勢化学工業
⑤三井金属
⑥ NECエナジーソリューションズ
⑦ 日本黒鉛工業
2.3 負極材料
2.3.1 概要
2.3.1.1 炭素系材料
2.3.1.2 新材料
2.3.2 市場動向
2.3.3 メーカー動向
① 日立化成
② JFE ケミカル
③ 三菱化学
④ クレハ
⑤ 昭和電工
⑥ 住友ベークライト
⑦ ポスコ
⑧ 日本ケミコン
⑨ 信州大学
2.3.4 主な新材料系メーカーの動向
① 石原産業
② KRI
③ 東芝
④ 住友ベークライト
⑤ 東邦チタニウム
⑥ 大阪ガスケミカル
⑦ 新日鉄住金化学
⑧ 三井金属鉱業
⑨ 東レ・ダウコーニング
⑩ 三菱マテリアル
⑪ 産業技術総合研究所
⑫ 岩手大学
⑬ イメリス・グラファイト&カーボン
2.3.5 負極活物質
2.4 電解液・電解質
2.4.1 概要
2.4.2 電解液溶質材料
2.4.3 市場動向
2.4.4 全固体電池の特徴
2.4.5 電解液・電解質の見通し
2.4.6 主な電解液メーカーの動向
① 宇部興産
② 三菱化学
③ セントラル硝子
④ 第一工業製薬
⑤ 富山薬品工業
⑥ BASF
⑦ 三井化学
⑧ 張家港市国泰華栄化工新材料有限公司(GTHR)
⑨ 日清紡ホールディングス
⑩ 昭和電工
⑪ 東京大学
2.4.7 主な電解質メーカーの動向
① 森田化学
② ダイキン工業
③ 日本触媒
④ 三菱化学、ステラケミファ
⑤ 出光興産
⑥ リチウムイオン電池材料評価センター(LIBTEC)
⑦ 日本乳化剤
⑧ 東ソー・エフテック
2.5 セパレータ
2.5.1 概要
2.5.2 市場動向
2.5.3 主なセパレータメーカーの動向
① 旭化成イーマテリアルズ、セントラル硝子
② 宇部興産
③ 帝人
④ 東レBSF(東レバッテリーセパレーターフィルム)
⑤ 三菱樹脂
⑥ JNC
⑦ 住友化学
⑧ ニッポン高度紙工業
⑨ 三菱製紙
⑩ 三井化学
⑪ KRI
⑫ 三菱化学
⑬ 日本バイリーン
⑭ 深圳市星源材質科技股份有限公司
⑮ 積水化学工業
⑯ 藤森工業
⑰ I.S.T
2.5.4 セパレータの今後の展望
2.6 その他の材料メーカーの動向
① 東ソー
② NEC SCHOTT コンポーネンツ
③ 昭和電工パッケージング
④ 昭和電工
⑤ ポーラステクノ
⑥ トーヨーカラー
⑦ クレハ
⑧ 日本触媒
⑨ 栗本鉄工所
⑩ 日本黒鉛工業
⑪ 国立成功大学(台湾)
3 ポストLIBの動向
3.1 概要
3.2 既存LIBの改良
3.3 容量が2倍の革新電池
3.4 容量が3倍以上の革新電池
3.4.1 金属空気電池
3.4.2 全固体電池
3.4.3 ナトリウムイオン電池
3.4.4 リチウム硫黄電池
3.4.5 ニッケル亜鉛電池
3.4.6 企業動向
① 不二ライトメタル
② ファインセラミックスセンター
③ 日本触媒
④ ダイキン工業
⑤ 東北大学
⑥ JM エナジー
⑦ 広島大学
⑧ 日立造船
⑨ 日本特殊陶業
4 エコカー産業の動向
4.1 概要
4.2 車載用途
4.3 業界動向
4.3.1 HEV市場
4.3.2 EV市場
4.3.3 PHEV市場
4.4 自動車メーカーの動向
① トヨタ自動車
② 田技研工業
③ 日産自動車
④ 三菱自動車工業
⑤ 富士重工業
⑥ ダイハツ工業
⑦ フォルクスワーゲン
⑧ いすゞ自動車
⑨ 現代自動車
⑩ アウディ
⑪ ルノー
⑫ ゼネラル・モーターズ 70
⑬ クライスラー
⑭ ダイムラー
⑮ PSA・プジョーシトロエン
⑯ 吉利汽車
⑰ アップル
⑱ テスラ・モーターズ
⑲ BMW
5 車載向けLIB
5.1 業界動向
5.2 車載用LIB市場
5.3 コスト、予測
5.4 車両に搭載される電池・材料メーカー
5.5 中国
5.6 米国
6 定置用LIBの市場展望
6.1 業界動向
6.2 企業動向
6.3 大型エネルギー用途
6.4 蓄電システムの種類
6.5 主な定置用LIBメーカーの動向
① パナソニック
② ニチコン
③ GS ユアサ
④ 東芝
⑤ NEC
⑥ ソニー
⑦ エリーパワー
⑧ IHI
⑨ 古河機械金属
⑩ 日立製作所
⑪ 日本ガイシ
⑫ シャープ
⑬ BYD(比亜迪股份有限公司)
⑭ 伯東
⑮ 明電舎、住友電気工業
⑯ 日立化成
⑰ 古河電池
⑱ テスラ・モーターズ
⑲ NTT ドコモ
7 住宅用途、市場
7.1 概要
7.2 市場・業界動向
7.3 価格推移
7.4 企業動向
① 積水化学工業
② パナソニック
③ トヨタホーム
④ LIXIL 住宅研究所
⑤ 旭化成ホームズ
8 ドローン用途
8.1 概要
8.2 世界のドローンの動向
8.3 ドローン関連企業の動向
① セコム
② コマツ
③ NEXCO 中日本
④ 日立マクセル
9 その他のLIB関連企業の動向
① エレクトロラックス・ジャパン
② セイコーインスツル
③ ミツミ電機
④ 日立アプライアンス
⑤ 日本磁力選鉱
⑥ リコージャパン
⑦ ポラール・エレクトロ・ジャパン
⑧ 防衛省
第2章 日本・韓国のリチウムイオン電池産業の現状と今後の展望
佐藤 登
1 モバイル用リチウムイオン電池と技術動向
1.1 モバイル用リチウムイオン電池の分類とビジネスモデル
1.2 サムスンのビジネスモデル
1.3 部材開発とLIB安全性技術の構築
2 車載用LIBのビジネスモデルと技術動向
2.1 エコカーを巡る自動車業界の戦略と関連業界のビジネス展望
3 xEVの価値と課題概論
3.1 HVの価値と課題
3.2 PHVの価値と課題
3.3 EVの価値と課題
3.4 FCVの価値と課題
4 EV法規発効から車載用二次電池開発の歴史を振り返る
4.1 パラダイムシフトを変えたZEV法規
4.2 EVからHEVへのシフトと電池開発
4.3 自動車各社の対応状況 138
4.4 中国市場に見る電動車両の行方
4.5 電池業界各社の事業展開
4.6 韓国電池業界のLIB事業展開
4.7 車載用電池を土俵とした日韓の熾烈な争い
5 車載用電池の信頼性確保と安全性の確立
5.1 安全性技術確保のための開発プロセス
5.2 安全性評価試験の事例
6 定置用蓄電池業界の現状と今後の展望
6.1 日本電池業界の事業モデルと戦略
6.2 韓国勢が押し寄せる日本市場
6.3 第3 勢力の台頭で一層激化する市場争奪戦
6.4 今後の展望と注目点 181
7 日本の電池産業界が競争力を発揮するための条件
7.1 電池業界の企業間競争力
7.2 知財権確保による競争力確保
7.3 革新電池の基礎研究の位置付け
8 おわりに
第3章 中国・米国・欧州のリチウム電池産業動向
小沢和典
1 はじめに
2 動力用に焦点を
3 韓国のリチウムイオン電池事情
4 中国のリチウムイオン電池事情
4.1 中国の正極材料メーカー
4.2 中国の正極材料の推移
4.3 中国の負極材料メーカー
4.4 中国のセパレータメーカー
4.5 中国の電解液メーカー
4.6 中国の電池工場
4.7 中国の研究開発の動向
4.8 電気バスの計画と実際
4.9 原材料調達について
5 欧州のリチウムイオン電池事情
6 米国のリチウムイオン電池事情
7 新天地を求めて-インドへの関心-
8 燃料電池車両との関連
9 リチウムイオンの理論および製造に関して
10 おわりに
第4章 海外営業現場(米国・中国)から見たリチウムイオン電池の実際
豊郷和之
1 SONYはこうしてLiイオン電池で市場を制覇した
1.1 Liイオン電池のはじまり
1.2 Liイオン電池の開発に着手
1.3 Liイオン電池の産みの親、育ての親
1.4 Liイオン電池の幕開け
1.5 18650 誕生は苦肉の策から
1.6 士農工商電源電池の評価は社内でも健在?
1.7 タブーを破る実験
1.8 世界初のLiイオン電池EVの開発
1.9 組みセルの基本パックの完成
1.10 スマートバッテリーとBMS
1.11 容量アップで追い風
1.12 新しいものにはNegative な保守王国日本
1.13 Liイオン電池の最初のお客様
1.14 ロケットにも使えそうな電池?
2 電池をやる羽目になった裏話
3 今後のLi電池の可能性、EVでの本命となるか?
4 新タイプLiイオン電池を開発
4.1 新タイプLiイオン電池=Dr.Ozawa電池を開発
4.2 Dr.Ozawa 電池はLiイオン電池の弱点を除去
4.3 Dr.Ozawa 電池はEV用の本命となる安全性
4.4 Dr.Ozawa 電池の価格は従来品と同等
4.5 Dr. Ozawa 電池は充電に制限が無い
5 自動車産業における電池の重要性
5.1 EV電池における円筒形の特殊性
5.2 EV用電池市場の見通し
5.3 EV市場と電池産業
6 米国のLi電池事情と市場
6.1 米国の需要構造
6.2 防衛産業の電池
6.3 米国の電池ビジネスの特殊性
6.4 Liイオン電池の製造装置
7 中国のLiイオン電池メーカーの実態
8 後工程の生産機材
9 市場動向・メーカー動向
10 Liイオン電池の種類別・用途別市場動向
10.1 円筒形のドローン用途へ展開
10.2 角型は減少
10.3 ラミネートタイプのウエアラブル用途への展開
10.4 UPS市場
10.5 Liイオン電池の生産とコスト構造
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