化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

  ■ 発  刊:2024年3月31日
■ 定  価:本体 41,800円(税込)
       冊子版 B5 / PDF版【CD or ダウンロード】(直取引のみ) 
■ 体  裁:B5判 1504頁
■ 発  行:㈱エヌ・ティー・エス
   ISBN 978-4-86043-890-6

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  本体
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本書の特徴

◇ 27年ぶりの大改訂
◇ 日本に生息する魚介藻類の中から、一般に馴染みの深い380種を選択
◇ 生物学、漁業、流通、利用法、食文化まで多様な視点から解説
◇各魚種を学術的かつ美しく点描画で記載

執筆者

[監修]  
奥谷 喬司  東京水産大学名誉教授/日本貝類学会名誉会長
[編集代表]  
石原  元  環境コンサルタント/㈱W&Iアソシエーツ 代表取締役
[編集]  
酒井 治己  国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校 元校長/同校名誉教授河野  博  公益財団法人長尾自然環境財団 理事長/東京海洋大学名誉教授
  
[執筆者](五十音順)  
石原 廣子  管理栄養士/北里大学病院・北里大学東病院栄養部
岩田 明久  京都大学名誉教授
加藤 憲司  元東京都水産試験場(現東京都島しょ農林水産総合センター)
加納 光樹  茨城大学
神谷 充伸  東京海洋大学
川嶋 尚正  静岡県自然環境保護調査委員会淡水魚部
駒井 智幸  千葉県立中央博物館動物学研究科
坂本 一男  一般社団法人豊洲市場協会おさかな普及センター資料館
貞方  勉  元石川県水産総合センター
佐藤 光昭  技術士(総合技術監理部門,建設部門,環境部門)/環境コンサルタント
座間  彰  元JICAチリ国サケプロジェクト
杉山 秀樹  特定非営利活動法人秋田水生生物保全協会
須田 有輔  元国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校
澄川 冬彦  元学校法人奈良学園奈良学園中学校・高等学校
刀禰 一幸  国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校
中村 禮子  京都府多文化共生チームメンバー/災害時外国人サポーター
野口 球子  管理栄養士/北里大学病院・北里大学東病院栄養部
堀口 敏宏  埼玉大学
丸山 啓太  山口大学
安村  明  元秋田県
谷津 明彦  一般社団法人漁業情報サービスセンター
山本 義久  国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校水産流通経営学科
若林 敏江  国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校

主な目次

第1部 現代の魚
 1章 栽培漁業の現場
 2章 川と湖の魚たちは今
 3章 日本と世界の水族館事情
第2部 魚介類の解説
 1章 海水魚類
 2章 淡水魚類
 3章 甲殻類
 4章 イカ・タコ類
 5章 貝類
 6章 その他の魚介類
 7章 海藻類
 8章 日本に渡った魚たち
第3部 漁場から食卓まで~25年の大変遷~
 序章 魚類学
 1章 漁場の変遷
 2章 食卓の変遷 

詳細目次

序文
「おさかな事典」初版監修者の阿部,本間,山本先生の思い出
本事典の編集方針
  
魚類の博物学
 さかなとは何か
  
第1部 現代の魚
  
第1章 栽培漁業の現場

 生まれて半世紀を経過した栽培漁業
 栽培漁業の誕生
  
第2章 川と湖の魚たちは今
 淡水魚をとりまく状況の過去・現在・未来
  
第3章 日本と世界の水族館事情
 水族館には外国の魚がいっぱい
 アカシュモクザメ,クロマグロ,カツオ,シーラカンス,プロトプテルス,ポリプテルス,
 ヘラチョウザメ,スポッテドガー,アミア,プラタパット,ピラルクー,エレファントノーズ,
 カワカマス,イエローベリーロックコッド,スポッテドラットフィッシュ,コルテスエンジェルフィッシュ,
 シャイナーサーフパーチ,バーミリオンロックフィッシュ,コモリウオ(ナーサリーフィッシュ),
 メガネモチノウオ,アラビアヤッコ,ゴールデンバタフライフィッシュ,リーフィーシードラゴン,
 ホースシューレザージャケット,ナイフジョー,ムラエナ ヘレナ,ペインテドコムバー,ロアデルジェ,
 ストライプトレッドマリット,シマスズキ(ストライプトバス),ターポン,ブルーフィッシュ,
 ランプサッカー,ワーティプラウフィッシュ,ファインスポッテドジョーフィッシュ
  
第2部 魚介類の解説
  
第1章 海水魚類

 サメ類
  アオザメ
  ネズミザメ
  ホシザメ
  ヨシキリザメ
 エイ類
  ガンギエイ
  テングカスベ
 アカエイ
 チョウザメ
 チョウザメ類
 ウツボ
 ハモ
 マアナゴ
 イワシ類
  カタクチイワシ
  マイワシ
  ニシン
  コノシロ
  ウルメイワシ
 キビナゴ
 サケ・マス類
  カラフトマス
  ギンザケ
  サクラマス
  サツキマス
  スチールヘッド
  サケ
  ベニザケ
  マスノスケ
 ニギス
 キュウリウオ
 カラフトシシャモ
 シラウオ
 エソ類
  アカエソ
  マエソ
  アオメエソ
  ハダカイワシ
  マトウダイ
 タラ類
  コマイ
  マダラ
  スケトウダラ
  キンメダイ
 ハゼ類
  トビハゼ
  マハゼ
  シロウオ
 ウミタナゴ
 ボラ
 サヨリ
 トビウオ類
  ツクシトビウオ
  ハマトビウオ
  ホソトビウオ
 ダツ
 サンマ
 シイラ
 アジ類
  アカアジ
  オアカムロ
  シマアジ
  マアジ
  マルアジ
  ムロアジ
  マテアジ
 ヒラマサ
 ブリ
 カンパチ
 カマス類
  アカカマス
  ヤマトカマス
 カジキ類
  クロカジキ
  シロカジキ
  バショウカジキ
  マカジキ
 メカジキ
 カレイ類
  イシガレイ
  オヒョウ
  カラスガレイ
  ヌマガレイ
  ババガレイ
  ホシガレイ
  マガレイ
  マツカワ
  メイタガレイ
  ヤナギムシガレイ
 ヒラメ
 シタビラメ類
  アカシタビラメ
  クロウシノシタ
  ササウシノシタ
 アカヤガラ
 ネズッポ類
  ヌメリゴチ
  ネズミゴチ
 タチウオ
 サバ類
  ゴマサバ
  マサバ
 ハガツオ
 ソウダガツオ類
  ヒラソウダ
 マルソウダ
 スマ
 サワラ類
  サワラ
  カマスサワラ
  ヨコシマサワラ
 マグロ類
  キハダ
  クロマグロ
  ビンナガ
  ミナミマグロ
  メバチ
 カツオ
 メダイ
 イボダイ
 マルイボダイ
 マナガツオ
 イカナゴ
 ベラ類
  イラ
  キュウセン
 ブダイ
 スズキ
 イシガキダイ
 イシダイ
 シマイサキ
 コトヒキ
 クサカリツボダイ
 ハタ類
  アカハタ
  キジハタ
  マハタ
  クエ
  アラ
 ムツ
 シマガツオ
 チョウチョウウオ
 アマダイ類
  アカアマダイ
  キアマダイ
  シロアマダイ
 イサキ
 アオダイ
 ハマダイ
 タカサゴ
 タカノハダイ
 アイゴ
 メジナ
 イスズミ
 タカベ
 ユメカサゴ
 メバル(アカメバル,シロメバル,クロメバル)
 アラスカメヌケ(アカウオ)
 アコウダイ
 オオサガ
 キチジ
 ソイ類
  クロソイ
  ゴマソイ
 カサゴ類
  オニカサゴ
 オニオコゼ
 ホウボウ類
  カナガシラ
  ホウボウ
 ホッケ
 アイナメ
 マゴチ
 ヨシノゴチ
 ギンダラ
 ハタハタ
 イシモチ類
  キグチ
  シログチ
  ニベ
 ニザダイ
 シロギス
 ホシギス
 モトギス
 イトヨリダイ
 ニホンイトヨリ
 メイチダイ
 タイ類
  キダイ
  クロダイ
  チダイ
  ヘダイ
  マダイ
  キビレアカレンコ(アカレンコ)
 キアンコウ
 カワハギ類
  ウマヅラハギ
  カワハギ
  マンボウ
 フグ類
  カラス
  ショウサイフグ
  トラフグ
  マフグ
[コラム]人物伝 わが国水産業の父―関沢明清―
  
第2章 淡水魚類
  カワヤツメ
  ウナギ
  イトウ
  イワナ
  ヒメマス
  ニジマス
  ヤマメ
  アマゴ
  アユ
  ワカサギ
  コイ
  フナ類
  ドジョウ
  ナマズ
  オオクチバス
  カジカ
  
第3章 甲殻類
  アカエビ
  シバエビ
  ヨシエビ
  クルマエビ
  ウシエビ
  コウライエビ
  クマエビ
  サルエビ
  サクラエビ
  スジエビ
  テナガエビ
  ホッコクアカエビ
  トヤマエビ
  ボタンエビ
  モロトゲアカエビ
  アメリカンロブスター
  イセエビ
  ウチワエビ
  タラバガニ
  ハナサキガニ
  イバラガニモドキ
  ズワイガニ
  ケガニ
  ガザミ
  モクズガニ
  ナンキョクオキアミ
  クロイサザアミ
  シャコ
[コラム]ファンタジー 水の妖怪
  
第4章 イカ・タコ類
  カミナリイカ
  コウイカ
  アオリイカ
  ケンサキイカ
  ジンドウイカ
  ヤリイカ
  ホタルイカ
  アカイカ
  スルメイカ
  イイダコ
  マダコ
  ミズダコ
  
第5章 貝 類
  サザエ
  シッタカ
  トコブシ
  アワビ
  タニシ
  ヒメエゾボラ
  バイ
  アカガイ
  イガイ
  マガキ
  タイラギ
  ホタテガイ
  シジミ
  エゾイシカゲガイ
  トリガイ
  アサリ
  ハマグリ
  マテガイ
  アゲマキガイ
  バカガイ
  ウバガイ
  ミルクイ
  
第6章 その他の魚介類
 ウニ類
  アカウニ
  エゾバフンウニ
  キタムラサキウニ
  シラヒゲウニ
  バフンウニ
  ムラサキウニ
  マナマコ
  マボヤ
  
第7章 海藻類
 緑藻類
  アオノリ
  ミル
 褐藻類
  アラメ
  コンブ
  ハバノリ
  ヒジキ
  マツモ
  ワカメ
 紅藻類
  アマノリ
  ウミゾウメン
  オゴノリ
  ツノマタ
  テングサ
  トサカノリ
  
第8章 日本に渡った魚たち
現代おさかな事典第二版「日本に渡った魚たち」への前書き
はじめに―阿部宗明先生を悼む
新顔の魚たち
 アサヒダイ
 アメギス
 アメリカウナギ
 アメリカナマズ
 アラスカアカゾイ
 アラスカキチジ
 イシビラメ
 ウロコマグロ
 オオトラギス
 オオミシマ
 オキヒラス
 オキビン(アロツナス)
 オビレダチ
 カナリーチダイ
 カリフォルニアビラメ
 カワカマス
 キバアイナメ
 キビレギス
 キレンコ
 キングクリップ
 ギンタカノハ
 ギンヒラス(シルバー)
 ゴウシュウマダイ
 コガネギス
 シズ
 シナノユキマス
 シマスズキ
 シロイトダラ
 シロヒラス
 セキドウビラメ
 タイセイヨウサケ
 タイセイヨウサバ
 タイセイヨウニシン
 タイセイヨウマグロ
 チカダイ(ナイルティラピア)
 トサカアマダイ
 ナイルアカメ
 ナツビラメ
 ニシアオアジ
 ニシオオカミウオ
 ニシナメタガレイ
 ニシマアジ
 ニシマガレイ
 ニジワカサギ
 ニュージーランドバス
 ニュージーランドマアジ
 パタゴニアユメカサゴ
 ビードロスズキ
 プタスダラ
 ペヘレイ
 ホキ
 マジェランアイナメ
 マルアナゴ
 ミナミアオトラギス
 ミナミアカヒゲ
 ミナミオオスズキ
 ミナミカゴカマス
 ミナミホウボウ
 メダマビラメ
 メルルーサ類
 メロハタ
 モトアカウオ
 モトカマス
 ヨーロッパウナギ
 ヨーロッパヘダイ
 ヨーロッパマダイ
[コラム]人物伝 阿部宗明博士(1911~1996)と「おさかな普及センター資料館」
  
第3部 漁場から食卓まで~25年の大変遷~
  
序章 魚類学

1.種とはなにか
 種とはなにか
 日本産魚類の種数
2.分子魚類学
 環境DNA
3.仔稚魚
 人工干潟で江戸前の魚は復活するか?
 砂浜のサーフゾーン魚類
 仔稚魚分類の変遷
4.若者と魚類学
 高校生研究奮闘記
  
第1章 漁場の変遷
1.環境問題
(1)地球温暖化と魚類
  水産重要魚種への地球温暖化の影響
  ダイバーの視点から見た地球温暖化
(2)化学物質汚染
  マイクロプラスチック汚染と魚類
(3)東日本大震災と魚類
  東日本大震災と岩手県~茨城県の魚類
  東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染と魚介類
(4)生物多様性
  生物多様性
  希少淡水魚の保護・保全・保存―京都府におけるアユモドキ保全活動の実例から―
  サメ類の保護
2.漁業問題
  魚種交替とレジームシフト
  陸上養殖の未来デザイン~地球そして海から学ぶものの重要性~
  日本海の成立とアマエビ
  サンマ不漁の原因を探る
  マサバの脂の乗りの変動と季節回遊
  水産業と情報
  モニタリングと順応的管理
  
第2章 食卓の変遷
1.世界遺産となった和食
  スシレビュー―鮨,鮓,寿司からSUSHIへ
  日本の魚醤,世界の魚醤
  外国から築地(豊洲)に来ていた貝類
  イカ珍味のDNA
  ヒトと魚食―島泰三「魚食の人類史」を指針として
2.魚の蘊蓄
  食べても大丈夫?―魚の寄生虫―
  食べて良い魚,悪い魚,食べるのをためらう魚
  ミサイルにされてしまったトビウオ
  魚は涙を流さない
  
参考文献
あとがき
用語解説
事項索引
和名索引
学名索引
監修者,編集者,執筆者,関係者一覧