~ バッチプロセスと連続プロセスそれぞれについて ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2024年5月22日(水)10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) * 資料付・見逃し配信付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
・ 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
・ 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・ ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
・ 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・ 視聴期間はウェビナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
ex)8/2(金)開催→8/9(金)までに配信開始→8/16(金)まで視聴可能
※ お申込みいただいたメールアドレスに、視聴用URL・パスワードを送付します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は弊社までご連絡ください。
※ 配信は準備ができ次第行いますので、開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
上記例の場合、8/6(火)から開始となっても8/16まで視聴可能です。
※ 原則、配信期間の延長はいたしません。
ただし、GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合は、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
※ 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合でも、当該ウェビナーの価格に変更はありません。お詫びといたしまして、次回弊社セミナー/ウェビナーをお申し込みの際、5%割引させていただきます。(メルマガ会員価格でもその価格から
さらに5%引)
講 師
森川 安理 氏 アンリ・コンサルティング 代表
【講師経歴】
1975年3月 東京大学 理学化学科(向山研究室)卒業
1977年3月 東京大学大学院 理学系研究科(向山研究室)卒業
1977年4月 旭化成 入社、スクリーニング化合物の合成、プロセス化学研究に従事。この間、エリルの構造活性相関の研究で薬学博士号取得。その後 医薬原薬の工場長を10年経験。
2013年2月 旭化成 退社
2013年3月 個人事業主として技術コンサルタント業開始
バッチプロセスのスケールアップ、連続プロセス、結晶多型、プロセスバリデーション等の各種セミナー講師をしている。
セミナーの趣旨
5L程度までのラボの化学合成を、100Lや5000L等のバッチプラントの反応釜までスケールアップする場合、私たちは様々なトラブルに見舞われます。本来化学反応自身は、スケールアップをしても本質的に変わるところはありません。しかし温度変化や結晶化、結晶のろ過や乾燥など化学反応を伴わない物理プロセスについては、生産スケールが大きく変化すると様子が全く変わってきます。このスケールによる違いは、化学工学理論で説明されます。このセミナーでは、初歩の化学工学知識を習得することで、ラボでどのようなデータを取ってスケールアップに備えるべきかを学んでいただきます。具体的には、反応や再結晶の温度制御・結晶化・結晶ろ過・結晶乾燥のスケールアップトラブル発生原因とその防止方法について理解していただきます。また、スケールアップを行う際は、溶媒の回収が必須になってくることが多いので、溶媒回収の原理と実際についても解説します。またスケールアップトラブルの解決方法として最近連続プロセスの導入が流行りになっていますが、連続プロセスによるスケールアップトラブル回避と、連続プロセス独自のトラブルについても解説いたします。
セミナー対象者
スケールアップによりバッチもしくは連続プロセスによって化学品・原薬のパイロット製造、本製造を開始しようとしている技術者を対象とします。プロセス化学者、化学工学技術者、品質保証技術者、製造技術者いずれでも可。
セミナーで得られる知識
• スケールアップ理論と実際のスケールアップ〔熱伝導(除熱と加熱)、ろ過(加圧ろ過と遠心ろ過)再結晶(温度制御プログラムと連続再結晶)、撹拌 抽出(抽出撹拌と分液)、乾燥〕
• 溶媒回収を考慮した溶媒の選択方法
• 溶媒回収プロセス
• 連続プロセスによるスケールアップトラブル回避
• 連続プロセス独自の問題点
• スケールアップトラブル例
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.1 徐熱の問題
1.2 ろ過の問題
2 バッチプロセスと連続プロセスの違い
2.1 バッチプロセスの生産性向上努力と連続生産
2.2 連続プロセスの装置が小さくなる理由
3 反応プロセスのスケールアップ(滴下反応を主に)
3.1 反応熱が分かっている場合のスケールアップ
3.2 反応熱が分からない場合のスケールアップ
3.3 連続プロセスの場合
3.3.1 CSTRの場合
3.3.2 Flow chemistryの場合
4 撹拌のスケールアップの基本
4.1 バッチプロセスの場合
4.2 連続プロセスの場合
5 抽出のスケールアップ
5.1 抽出の撹拌設定とエマルジョンの考察。
5.2 連続プロセスの場合
6 冷却再結晶のスケールアップ
6.1 再結晶の理論
6.1.1 バッチ再結晶
6.1.2 セミバッチ再結晶
6.1.3 連続再結晶
6.2 再結晶スケールアップ問題点
6.2.1 バッチの場合
6.2.2 連続の場合
7 ろ過のスケールアップ
7.1 加圧ろ過、遠心ろ過のスケールアップ
7.2 連続ろ過の紹介
8 乾燥のスケールアップ
8.1 乾燥の基礎理論
8.2 コニカル乾燥。ろ過乾燥機
8.3 連続乾燥の基礎
9 溶媒回収と溶媒選択
9.1 溶媒回収の必要性
9.2 溶媒回収の方法のいろいろ(物性の違いによる回収方法の違い)
10 スケールアップトラブルの例