化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年12月4日(月)13:30~15:30
       受 講 料:33,000円(税込)  * 資料付(PDFで配布予定)
          *メルマガ登録者 29,700円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
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講 師

 横井 太史 氏
 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 准教授

【講師経歴】
 2012年3月 名古屋大学大学院 工学研究科 博士後期課程修了
 2012年4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
 2013年4月 東北大学大学院 環境科学研究科 助教
 2016年1月 一般財団法人 ファインセラミックスセンター 上級研究員補
 2019年4月  同上 上級研究員
 2019年9月 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 准教授 現在に至る

【代表的な受賞歴】
 2023年度 日本バイオマテリアル学会 科学奨励賞
 2018年度 日本セラミックス協会 進歩賞
 2017年度 日本無機リン化学会 奨励賞

セミナーの趣旨

 超高齢社会を迎えた日本において健康寿命の延伸は重要な課題である。これを解決する手段の一つに人工合成された生体材料の活用がある。ガラスやセラミックスを用いた無機系生体材料は硬組織との親和性に優れていることからケガや病気で損傷した骨や歯を修復する目的で用いられている。
 本セミナーでは無機系生体材料の基礎的性質、近年実用化された材料、および最新の研究動向を紹介する。具体的には、無機系生体材料の中でも現在最も一般的に使われているリン酸カルシウム系化合物にフォーカスし、これらの物理化学的性質や合成法を解説する。さらに、歯科や整形外科分野において長く使用されてきた骨の欠損を修復する材料(骨修復材料や人工骨と呼ばれる)としての特徴、ならびに近年、日本において実用化された新しい骨修復材料および最新の研究開発動向(特許・論文・学会発表におけるトレンド)を紹介する。加えて、講演者らが取り組んでいる有機修飾型リン酸八カルシウムを用いた新しい機能性生体材料についても紹介する

セミナー対象者

 ・ ガラスやセラミックスを用いた生体材料に興味のある方
 ・ リン酸カルシウム系材料の医療応用に興味のある方

セミナーで得られる知識

 ・ 無機系生体材料の基礎知識(代表的な材料と、それらの特徴)
 ・ リン酸カルシウム系化合物の基礎知識(物理化学的性質や合成法)
 ・ リン酸カルシウム系骨修復材料の特徴
 ・ 有機修飾型リン酸八カルシウムを用いた機能性生体材料

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.はじめに
 1.1 無機系生体材料
 1.2 生体不活性セラミックス
 1.3 生体活性セラミックス
 1.4 生体吸収性セラミックス 
  
2.リン酸カルシウム系骨修復材料
 2.1 リン酸カルシウム系化合物の種類
 2.2 リン酸カルシウム系化合物の物理化学的性質
 2.3 リン酸カルシウム系化合物の合成法
 2.4 代表的なリン酸カルシウム系骨修復材料
 2.5 近年実用化された骨修復材料
 2.6 最新の研究開発動向(特許・論文・学会発表)
  
3.有機修飾型リン酸八カルシウムを用いた機能性生体材料開発
 3.1 層間有機修飾
 3.2 水溶液プロセスによる合成
 3.3 医療応用への挑戦① 骨修復材料
 3.4 医療応用への挑戦② イメージングプローブ
  
4.まとめ
  

  
  

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