~ バイオ医薬・遺伝子治療・DDS・人工臓器・再生医療等への応用展開 ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2023年9月15日(金)10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
伊藤 嘉浩 氏
理化学研究所 開拓研究本部 主任研究員(伊藤ナノ医工学研究室)
【講師経歴】
1981年 京都大学 工学部 高分子化学科 卒業
1987年 京都大学 工学博士、京都大学 助手、助教授、徳島大学 教授などをへて、2004年 理化学研究所 主任研究員(伊藤ナノ医工学研究室)
2013年 理化学研究所 創発物性科学研究センター チームリーダー(創発生体工学材料研究チー ム)兼任
2017年 アール・ナノバイオ㈱(理研ベンチャー)代表取締役
セミナーの趣旨
医用高分子は、高分子科学の一研究領域として医療応用に関係する合成高分子科学の一領域として発達してきた。一方、バ イオテクノロジーの進歩によって、遺伝子やタンパク質などの生体高分子が自由自在に設計、生産できるようになり、その合 成法も生物を用いず行えるようになり、合成高分子と生体高分子を融合する新しい化学が生まれてきた。
昨年、「バイオ医用高分子」(日本化学会編集、伊藤嘉浩著、共立出版)が刊行されたので、それをもとに、従来の生体 高分子、合成高分子の基礎から、これらの分子レベルでの化学修飾、進化分子工学とよばれる新しい方法論、バイオ複合材料 までを基礎として解説し、応用展開では、これらの化学の医療領域での貢献を、診断、治療の観点からコンパニオン診断薬、 マイクロ化学、診断治療学、バイオ医薬(抗体医薬、ペプチド医薬、核酸医薬)、遺伝子治療、ドラッグデリバリーシステム (DDS)、人工臓器、再生医療について最新動向とともに解説する。
セミナー対象者
医療機器、高分子、中分子医薬の開発に興味がある方、体系的に理解されたい方
大学教養の化学、生化学、バイオテクノロジーの予備知識
セミナーで得られる知識
・医用高分子のバイオテクノロジーから合成高分子、さらにその融合に関する材料設計技術とその応用領域
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.生体高分子とその生合成の仕組み
核酸、タンパク質、糖、脂質
2.生命科学の発展から生まれた遺伝子工学、タンパク質工学 などのバイオテクノロジー
遺伝子工学、PCR、タンパク質工学、抗体工学
3.合成高分子
高分子合成法、重合法、高分子修飾法、医用材料に用いられ る高分子、表面修飾による生体機能化、生体高分子の固相合成 法
4.生体高分子設計における変革をもたらした進化分子工学
進化分子工学の原理、核酸の進化分子工学、ペプチドの進化 分子工学
5.バイオテクノロジーによる生体高分子と合成高分子の融合
非天然核酸導入オリゴヌクレオチド、非天然アミノ酸導入タ ンパク質
6.化学による生体高分子と合成高分子の融合
有機化学修飾法(含むクリック反応)、高分子反応による融 合、固定化酵素、固定化生体分子による生体機能化材料
【医療応用】
7.診断のための医薬品、医療機器
体外診断薬、体内診断薬、診断治療学
8.治療のための医薬品
タンパク質医薬、抗体医薬、ペプチド医薬、遺伝子医薬、核酸 医薬
9.ドラッグデリバリー
製剤学としての DDS、分子 DDS
10.医療機器、人工臓器材料、再生医療
人工臓器材料、生体組織工学、再生医療工学