化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

プロセス設計、スケールアップ、微生物の維持管理とSDGsに向けた国内外の動向

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年4月11日(火)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 藤井 幹夫 氏  藤井技術士事務所 工学博士、技術士(生物工学)

【講師経歴】
 1983年 大阪大学大学院 工学研究科(発酵工学)修了 工学博士
 1983年 旭化成工業㈱ 食品事業部 主幹研究員、
 1999年 日本たばこ産業㈱ 食品事業部 研究企画 TL
 2008年 亀田製菓㈱ 主任研究員
 2017年 ㈱株サンアクティス 技術部長/品質保証室長
 2019年 技術士(生物工学部門)登録
 2020年 藤井技術士事務所 開設

【活 動】
 発酵微生物・酵母の育種改良、機能性食品素材(糖、タンパク質、乳酸菌、生理活性物質)、特許管理、ISO9001、HACCP構築、バイオ技術調査とプロセス開発支援

【所属学会】
 日本農芸化学会、日本技術士会 生物工学部会、日本技術士会登録食品技術士センター

セミナーの趣旨

 発酵とは、微生物の生命維持に必要な代謝活動を利用して有用な物質を作り出す反応であり、食品、医薬品、化成品、エネルギー等の多くの分野に活用されています。この技術の深化に必要な生化学的並びに工学的な知見として本セミナーでは、① 微生物がエネルギーを獲得する手段と発酵プロセスの設計・構築、② 実験室レベルから大型培養槽を用いた大量培養へのスケールアップ、③ 優良微生物の育種と維持管理、について取り上げると共に、④ SDGsを意識した国内外の新たな取り組みについても紹介します。

セミナー対象者

 ・ 発酵や微生物利用に関わる研究者
 ・ 発酵プロセスの企画・開発責任者
 ・ バイオ事業でのスタートアップを考えている方

セミナーで得られる知識

 ・ 微生物の育種並びに維持管理と知財化
 ・ 発酵プロセス管理の手法・スケールアップの進め方
 ・ 新しい発酵技術と国内外の動向

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

第1部 生体反応と発酵プロセス設計
 物質代謝とエネルギー
 エネルギー源(糖、脂肪酸、C1 化合物、水素、光)
 窒素源と他の栄養源(アンモニア、有機窒素、ビタミン、ミネラル)
 培地組成と殺菌条件
  
第2部 培養管理とスケールアップ
 培養のスケール(フラスコ、ジャー、大型タンク)
 回分培養、流加培養、連続培養
 培養管理の実態(培地殺菌、植菌量、培養温度、pH、菌体濃度、残糖)
 溶存酸素の制御とスケールアップ指標
  
第3部 有用微生物の育種と利用
 微生物のスクリーニング(試料採取、選別、分譲株、生物多様性条約)
 微生物の育種(交配、変異、遺伝子組み換え、ゲノム編集、代謝設計、カルタヘナ法)
 優良微生物の維持管理(セルバンク、植え継ぎ管理)
 特許管理(国内出願、国際出願、微生物の寄託、権利の維持)
 自社株の特定と盗難・漏出対策(ゲノム解析とマルチローカス遺伝子)
  
第4部 発酵と SDGs に関する最近の話題
 微細藻類(バイオマス、油脂、PHB)
 ガス発酵(水素細菌、アセトゲン、メタン資化細菌)
 炭化水素やC1 化合物の化学合成とその利用
 アンモニアの新規合成技術
  

  
  

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