* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2023年4月18日(火)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
黒田 恭平 氏
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生命工学領域
生物プロセス研究部門 微生物生態工学研究グループ 研究員
【講師経歴】
2013~2016年:長岡技術科学大学大学院 エネルギー・環境工学専攻にて学位取得(博士(工学))
2013~2016年:日本学術振興会特別研究員 DC1
2014~2016年:イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 Visiting Scholar
2016~2017年:北九州工業高等専門学校 創造デザイン工学科 特命助教
2017~2020年:都城工業高等専門学校 物質工学科 助教
2020年〜現在:産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門・研究員]
【研究歴】
生物学的廃水・廃棄物処理技術の開発、嫌気性未知微生物の培養、未知微生物のショットガンメタゲノム解析、未利用資源の有効利用技術の開発、SDGsを用いた工学教育等に従事
【所属学会】
日本微生物生態学会、日本水環境学会、土木学会、日本線虫学会
【著書など】
Transforming for Sustainability – The guide for your action on the SDG 7&9–(2020、丸善雄松堂)(分担)
SDGs Fun Learning Book – A bright future for all of us –(2019、丸善雄松堂)(分担)
セミナーの趣旨
ポリエチレンテレフタレート(PET)をはじめとするプラスチック市場が世界的に拡大する中、廃プラスチックの埋立処分やマイクロプラスチックの海洋流出による環境リスクも高まってきています。例えば、微細化された廃プラスチック(マイクロプラスチック、ナノプラスチック)を海洋生物等が摂取することが確認され、適切な環境リスク評価が必要であることが認識されるようになりました。本セミナーでは、地球環境におけるプラスチック蓄積に関する課題とそれを解決するための微生物を用いた研究動向、嫌気性環境下におけるPET関連物質や製造廃水の分解/処理に関する新規知見を紹介します。
セミナー対象者
• プラスチック関連企業(特にポリエチレンテレフタレート生産等)
• 建設・重機等関連企業(廃水処理リアクター製造、技術コンサルティング)
• 産業廃棄物処理関連企業
• 微生物を利用した廃水・物質分解に興味がある企業や大学の研究関係者
セミナーで得られる知識
嫌気性微生物を利用したプラスチック関連物質やその原料製造廃水の分解/処理技術の現状、および新技術の概要や展望
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. プラスチック廃棄物や製造廃水の現状と課題
2. プラスチック関連物質の分解微生物に関する研究の現状
3. プラスチック原料製造廃水の嫌気性処理に関する新規知見
3-1. 嫌気性廃水処理技術
3-2. ポリエチレンテレフタレート(PET)原料製造廃水処理の現状
3-3. PET原料製造廃水成分の分解を担う微生物
3-4. 効率的にPET原料製造廃水を処理する技術開発
4. 嫌気性微生物によるPET関連物質分解に関する新規知見
4-1. 嫌気性微生物によるPET関連物質分解に関する研究の現状
4-2. 嫌気性微生物の培養技術の概要
4-3. PET関連物質を分解する嫌気性微生物に関する新規知見