化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年8月31日(水)15:00~16:30
       受 講 料:22,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 19,800円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
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講 師

 稲垣 冬彦 氏  神戸学院大学 薬学部 教授

【講師経歴】
 2002年3月 金沢大学 薬学部 製薬化学科 卒業
 2004年3月 金沢大学大学院 自然科学研究科 博士前期課程修了
 2007年3月 金沢大学大学院 自然科学研究科 博士後期課程修了
 2007年4月 武田薬品工業㈱ 化学研究所 研究所員
 2008年3月 金沢大学 医薬保健研究域 薬学系 助教
 2011年6月 米国スタンフォード大学 ビジティングスカラー
 2012年5月 金沢大学 医薬保健研究域 薬学系 准教授
 2019年4月 神戸学院大学 薬学部 教授
  
【研究歴】
 遷移金属触媒反応による新規反応開発(2008~)
 CO2吸収/放出剤の開発(2016~)
  
【所属学会】
 日本薬学会、有機合成化学協会
  
【著 書】
 ・大気中低濃度CO2活用を志向した回収・合成技術、環境浄化技術, 2020年1/2月号 日本工業出版
 ・効率的な大気中CO2吸収・放出剤の開発ーメディシナルケミストリーからの挑戦ー現代化学(解説) 2017, 560(11), 30-33.

セミナーの趣旨

 現在、CO2削減技術として大気中のCO2を回収するDAC技術に注目が集まっています。CO2を回収する方法として、アミンを用いた化学吸収法があります。アミンは親水性基、炭酸水に代表されるようにCO2は水溶性のため、アミンとCO2における反応では含水することが常識となっていました。含水は、CO2の加熱放出時に水加熱分の余分な熱エネルギーを必要とします。一方、我々は、大気中の水分を含まずCO2を選択的に回収する技術を開発しました。これにより、水加熱分の余分なエネルギーの削減が期待されます。また、条件によってはCO2のみを回収することができるため、放出時には高純度のCO2を得られることになります。本発表ではその経緯を含め、我々の技術について紹介します。

セミナー対象者

 大気中CO2回収(DAC)技術に興味のある企業

セミナーで得られる知識

 我々の開発した水分をも分離する大気中CO2回収(DAC)技術について

プログラム

                ※ 適宜休憩が入ります。
1. CO2回収技術について
 1.1 CCS(Carbon dioxide Capture and Storagege)およびDAC(Direct Air Capture)技術について
 1.2 CCSとDACの違い、長所短所
  
2. 低分子アミンを活用したDAC手法の開発
 2.1 開発の経緯
 2.2 化学吸収法の課題点の抽出
  
3. 水分をも分離する耐水性DAC手法の開発
 3.1 概念技術の獲得
 3.2 応用技術の最新情報
  
  

関連図書

        材料・合成技術

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