化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

ビジネススキルシリーズ第3回
 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

㈱CMCリサーチ・㈱ビジネス工房 共催セミナー

開催日時 2015年7月15日(水)10:00~17:00 開場 9:30
※ 12:00~13:00 昼食の他、適宜休憩が入ります。
会  場 連合会館 2階 205会議室
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
受 講 料 37,800円(税込) ※ テキスト代・昼食代含む
弊社のメルマガ登録者の参加費は、34,020円(税込)です
パンフレット パンフレットPDF

 

当日の様子

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セミナーの趣旨

 当社(シーエムシー・リサーチ)は、化学品や材料の技術・市場レポート発行の他、各種テーマ調査屋セミナーなどの企画運営を事業としており、この度、㈱ビジネス工房の代表取締役 緒方真一様を講師にむかえ、経営戦略や事業戦略構築に活用できるビジネススキルをテーマとしたセミナーを開催する運びとなりました。
 ビジネススキルシリーズの第3回目のテーマは1回目と同様の「クリティカルシンキング」です。仕事を進める上で、また同僚や上司・部下と効率的なコミュニケーションを進めていく上で論理的な、また、クリティカルな思考力は必須です。「ロジカルシンキング」や「クリティカルシンキング」という言葉が良く使われますが、何がロジカルで、何がクリティカルか、必ずしも充分な理解はなされていないようです。本セミナーでは、日頃のビジネスの現場でのテーマや話題を題材に、クリティカルシンキングの基本と、仕事で活かしていくための考えかたをマスターして頂きます。
 
 例えば、会議でAさんが指摘する「問題」とBさんが指摘する「問題」にずれがある場合はよくあります。こんな時、お互いの認識をすり合わせるのに、問題とは何かといいう「定義」を知っているだけでも共通理解が進む可能性があります。
 例えば、営業会議での売上報告の数字がMECEではなく、重複があったり、抜けがあったりしたら、何を論じているのかがわからなくなります。
 ビジネスの諸場面でクリティカルな考え方やロジカルな考え方は非常に重要です。しかし、言葉だけは聞いたことがあるが中味の理解は中途半端という方も多いと思います。理系学部出身で論理的な思考やアプローチの素養はあるのに、経営学用語やアプローチになじみがなくそのために損をしている方もいらっしゃるかもしれません。
 この機会に、是非、気軽に当セミナーでクリティカルシンキングの勉強を始めてみませんか?
 

対象者

・ ビジネス全般に関係する考え方ですので、ご興味のある方全般が対象です。
・ 特に、企業や組織団体のいわゆる中堅の方々にお勧めします。
  ◆ 社会人経験数年以上を経て、社内外での責任が増してきた方
  ◆ 経営企画、事業企画、営業企画、マーケティングなどに興味のある方
  ◆ 理系学部出身で論理的思考やアプローチの素養はあるが、経営学の言葉や定義に戸惑いのある方
  ◆ 海外企業や大企業を相手に交渉を進める必要のある中小企業の方

研修の進め方

 単なる座学で終わらないように、基本的な考え方を理解するための具体的な課題を用いた演習や発表を実施します。
 

セミナーカリキュラム概要

セッション1:クリティカルシンキングとは
① クリティカルな思考法とは?
② クリティカルシンキングのポイント
10:00~11:00
セッション2:因果関係の把握
① 因果関係とは  ② 因果関係を把握する方法 11:00~12:00
セッション3:問題構造の把握
① 問題定義  ② 調査・分析手法 13:00~14:00
セッション4:論理的思考
① 論理的な思考とは?  ② MECEの原則
③ ピラミッド構造の原則
14:00~17:00

カリキュラム内容とスケジュール

セッション1:クリティカルシンキングとは(10:00~11:00)
  「クリティカル」とは、批評的、批判的という意味ですが、それは主として自分に対して、いかに批判・批評に耐えられるようにきちんと考えられるかを指します。勿論、ビジネスのリーダーとして部下や他者の思考に対しても、それに惑わされずに対処することを意味します。本セッションでは、クリティカルな思考法のポイントとして、「態度」「知識」「技術」の概要を理解します(下図参照)。
fig1
セッション2:因果関係の把握(11:00~12:00)
  ビジネスで最も重要なことは、問題の原因は何か、売上に貢献しているのかなど、「正しく」因果関係を把握することですが、因果関係とは何か、またそれを判定する方法については必ずしも十分には理解されていません。本セッションでは、因果関係の定義やその判定方法について理解します。
セッション3:問題構造の把握(13:00~14:00)
  問題・課題にアプローチするには、その構造を把握することが重要です。そして、問題・課題の構造を的確に把握するには、各種のデータを市場調査や観察、インタビューなどの手法を利用しますが、「きちんと」構造を把握するために必要な知識と手法を本セッションで理解して頂きます。
セッション4:論理的思考(14:00~17:00)
  クリティカルシンキングで、最も重要なのは論理的であることです。論理的とは、平たく言うと他人にとって判りやすく、また納得できる思考を指し、それには「MECE」と「ピラミッド構造の論理」が原則となります。MECEによる思考とは何か、またその留意点は何か、ピラミッド構造の論理とは何か、Why-soとSo-whatの関係などを習得します。また、論理的思考法の延長として、プレゼン資料の作成法についても解説します。
 

カリキュラムの目的と達成目標

クリティカルシンキングの考え方とポイント、特に、ビジネスの様々な場面での課題に適用できることを目的とします。
   ・ クリティカルシンキングに必要な要素
   ・ 問題・課題の整理、分析方法
   ・ MECEの原則
   ・ ピラミッド構造の論理
   ・ プレゼン資料の作成法

講師略歴

緒方 真一(おがた しんいち)氏(㈱ビジネス工房 代表取締役)
 企業での実務経験及び長年のコンサルティング経験のある講師による、実務に即した演習や発表を交えての講義です!
・ 京都大学理学部 数理科学系(数学)卒業
・ 日本オリベッティ㈱(現NTTデータ ジェトロニクス㈱)にて、ソフトウェア製品の開発、日本市場向け製品の開発、マーケティングなどに従事
・ その後、SRIインターナショナル東アジア本部、及び㈱SRIコンサルティング(1996年11月子会社として発足)にて、情報・通信・エレクトロニクス関連企業に対する新規事業戦略、技術戦略、提携戦略などの戦略コンサルティングに従事
・ 1999年8月に㈱ビジネス工房を設立。IT/インターネット関連事業での経営コンサルティング、事業コンサルティングを中心に、その他海外企業の日本市場への参入支援や、企業様向けの研修・講演等を行う。

講師からのメッセージ:
 クリティカルシンキングは、ビジネスマンの「リテラシー」の一つです。日頃もやもやした、かみ合わない議論にストレスの溜まっている方は是非ご参加下さい。