・ 経皮吸収に影響を与える要因とは?
☆ 経皮吸収分野における医薬品(外用剤)と化粧品の違いを述べ、経皮吸収の基礎とその評価法についてわかりやすく解説!
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2022年7月11日(月)13:00~16:00
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
定 員
30名
備 考
資料付
【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。
・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はご住所などをお知らせください。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講 師
ニッコールグループ㈱ ニコダームリサーチ 執行役員 評価部部長
吉田 大介 氏
【専門】
経皮吸収、外用製剤
【略歴】
2001年三笠製薬株式会社に入社
2008年ニッコールグループ㈱コスモステクニカルセンターに入社(現)
2020年ニッコールグループ㈱ニコダームリサーチに転籍(現)
《活動等》
日本薬剤学会経皮投与製剤FG執行部2020年~
習得できる知識
〇 経皮吸収分野における医薬品
〇 化粧品の違い
〇 経皮吸収の基礎
〇 経皮吸収の実験の流れ
〇 経皮吸収データの解析
趣 旨
物質の経皮吸収性は、その物質の特性だけでなく皮膚の状態や基剤との関係で決定されるため、学術的な考え方は医薬品と化粧品で変わらない。
しかし、医薬品(外用剤)と化粧品は、使用する目的だけでなく、効果を求める部位、剤型、使用できる原料など異なる点も多いため、経皮吸収の考え方やそのデータの見方には違いがある。
本セミナーでは、経皮吸収分野における医薬品(外用剤)と化粧品の違いを述べ、経皮吸収の基礎とその評価法についてわかりやすく解説する。
プログラム
1-1 経皮吸収とは
- 経皮吸収の定義
- 有効成分の作用部位
- 経皮吸収評価でわかること
- 高浸透性を謳った製品
1-2 経皮吸収技術・評価の必要性
1-3 医薬品外用剤と化粧品の違い
2 経皮吸収の基礎
2-1 皮膚の構造
- 年齢とセラミドと水分蒸散量
- 皮膚のターンオーバー
- 体内への薬物の吸収経路
2-2 薬物の経皮吸収経路
- 経皮吸収製剤のメリット
- 経皮吸収製剤のデメリット
- 体内への薬物の吸収経路
- 皮膚からの薬物の吸収経路
- 経皮吸収の評価指標
2-3 各種パラメータ
- 皮膚透過速度と皮膚中濃度
2-4 経皮吸収に影響を与える要因
- 薬物物性の影響
- 皮膚状態の影響
- 吸収促進技術
- 代表的な吸収促進剤
- 外部エネルギーを利用した薬物の皮膚透過促進
- 基剤の影響
- 活量の概念を使った促進法
- 熱力学的活量の概念
- 薬物の透過性に及ぼす油剤混合比の影響
- 調整油剤の添加による影響
- 活量を考えた製剤設計の例
- 乳化製剤での評価
3 経皮吸収の評価法
3-1 In vitro 評価法
- 一般的な経皮吸収評価の流れ
・ 試験条件の設定
・ 実験方法
・ 分析
・ 解析方法
・ 累積透過量の計算方法
・ 累積透過量から得る情報
- 皮膚モデル
・ ヒト摘出皮膚の評価例
- イメージング評価
・ 蛍光物質を用いた評価とその注意点
・ 分析機器を用いた評価
3-2 In vivo 評価法
- 血中濃度測定
- テープストリッピング法
4さいごに
- 海外ガイドラインの比較
【質疑応答】