化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年7月6日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 田中 均 氏  徳島大学 名誉教授 工学博士

【講師経歴】
 1977年 大阪市立大学大学院 工学研究科 修了。工学博士
 2014年 徳島大学 定年退職。名誉教授

【研究歴】
 ラジカル重合による機能性高分子の合成と重合機構の解明などの基礎研究を50年程大学で行った後、現在はその知識を活かした活動を続けている。

【所属学会】
 高分子学会、日本化学会、米国化学会

【著 書】
 ラジカル重合ハンドブック(NTS)他

セミナーの趣旨

 ラジカル重合はビニルポリマー製造の大半を占める重要な高分子合成法となっている。また、最近のリビングラジカル重合及び立体特異性ラジカル重合の発見によってラジカル重合は新しい展開をみせている。しかし、現在、ラジカル重合を基礎から学ぶ機会はほとんどない。本講では、ラジカル重合の基礎から最新の重合手法、SDGsを支える新規材料の設計までを解り易く説明する。

セミナー対象者

 学生時代に勉強したが忘れてしまった、あるいはつい怠けてしまったためにラジカル重合の基礎から最近の新しい展開までをあらためて習得したいと希望する技術者、研究者。
 新たにラジカル重合を勉強したい、あるいはSDGsを志向した新しい機能性材料を開発したいと思う技術者など。

セミナーで得られる知識

 1) ラジカル重合の基礎知識
 2) 直面する重合の課題と解決法
 3) 最近の新しいラジカル重合の知識と手法
 4)SDGsを支える新しい機能性材料の開発手法

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. はじめに
 1.1 重合の基本用語
 1.2 重合の分類とビニル重合を構成する基本反応
 1.3 ラジカル重合とイオン重合との比較
 1.4 重合速度、ポリマーの分子量、分子量分布の決まり方
 1.5 重合方法の選び方
  
2. 単独重合―素反応の解析と課題、克服―
 2.1 モノマーの種類と特徴~ラジカル重合に適する構造~
 2.2 開始反応~熱開始剤、光開始剤、開始剤の選び方~
 2.3 成長反応~不規則な成長、天井温度による重合停止~
 2.4 停止反応~停止パターンと停止速度の最新情報~
 2.5 連鎖移動反応~機能性材料を得る移動反応~
 2.6 禁止剤.種類と反応形式
  
3. 共重合
 3.1 共重合の解析~モノマー反応性比の求め方~
 3.2 工業化の課題と克服
 3.3 Alfrey-PriceのQ‐e値の求め方~簡便な方法~
 3.4 モノマーの構造とQ‐e値の関係
  
4. リビングラジカル重合
 4.1 特徴~ラジカル重合ならではの特異性~
 4.2 原理と種類~なぜラジカル重合でも可能となったか~
 4.3 具体例と課題~反応条件と注意点~
  
5. 新しい材料開発
 5.1 SDGsを支える新規材料開発の考え方
 5.2 具体例とその機能・性能
  

  
  

関連図書

        材料・合成技術

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