化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年7月7日(木)13:30~16:30 
       受 講 料:49,500円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 44,000円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

鷲尾 裕之 氏  LCYケミカル 顧問  李長榮化學工業股份有限公司

【講師経歴】
 1988年、日本大学 生産工学部 工業化学科 卒業後にリケンテクノス㈱入社。同社にて、材料開発6年、分析研究5年手がけた後、知的財産部に15年間在籍。知的財産部では特許戦略を担当し、特許出願約300件、中間処理約200件を経験。同社在職中の 2009年、日本大学 法学部 法律学科 卒業。
 2015年にリケンテクノス㈱を退職。
 2022年5月よりLCYケミカル顧問。
 長年の知的財産経験を活かしてセミナー講師としても活動中。豊富な特許実務経験を持ち、研究実務にも精通している講師として登壇したセミナーは好評を博している。
 元 東洋大学 知的財産法 非常勤講師。

【活 動】
 LCYケミカル 顧問、セミナー講師として活動している。

セミナーの趣旨

 汎用性熱可塑性エラストマーコンパウンドであるオレフィン系熱可塑性エラストマーコンパウンド、特にTPV(動的架橋熱可塑性エラストマーコンパウンド)は、スチレン系熱可塑性エラストマーやエンプラ系熱可塑性エラストマー(ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン系)と比較して柔軟性、耐候性、耐油性、耐熱性、加工性、価格などのバランスに極めて優れ、自動車を始めとするあらゆる分野での加硫ゴム代替用途で幅広く用いられています。
 また、他のエラストマーと異なりゴム成分と液状オイル成分と流動成分(樹脂成分)との「多成分の混合物」(ポリマーアロイ)でありTPVはそれを化学反応させて架橋させ耐熱性、耐油性を向上させます。架橋タイプは、フェノール樹脂架橋、有機過酸化物架橋のニ種類があります。
 本講座では、はじめに熱可塑性エラストマー全般を見渡した後、動的架橋ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーコンパウンド(TPV)について、完全架橋型TPV(フェノール樹脂架橋)を中心に
 (1) 加硫ゴム代替材料としてTPVを選ぶ他のエラストマーと比較した場合のメリット
 (2) 加硫ゴム代替用途の歴史
 (3) 基本特許からみた典型配合例
 (4) 部分架橋型TPVと完全架橋型TPVの物性と用途展開例
を中心に解説します。

セミナー対象者

 自動車メーカー、自動車部品メーカー、建材メーカー、成形加工メーカー等の研究開発・生産製造、材料選定等に携わる方(初心者から中級者まで)

セミナーで得られる知識

 ・ 加硫ゴム代替のための完全架橋型TPVの特性、選び方
 ・ 歴史から見た代表的用途
 ・ 部分架橋型TPVと完全架橋型TPVの物性と用途展開例

プログラム

              ※ 適宜休憩が入ります。
・ ゴムとは?
・ 熱可塑性エラストマーとは?
・ 熱可塑性エラストマーの種類とそれぞれの特徴概論
・ 汎用エラストマーとその特徴
・ オレフィン系熱可塑性エラストマーTPOとその特徴 〜TPVに着目して〜
・ TPOとTPSの比較
・ エンジニアリングプラスチック系エラストマーとその特徴
・ 各エラストマーの欠点とf-TPVの利点
・ f-TPVの一般物性と用途例
・ f-TPV用途採用の歴史
・ TPO,TPSの成分
・ 基本特許についてf-TPVの配合検討
・ 部分架橋型TPVと完全架橋型TPVの物性と用途展開
  
    

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        材料・合成技術

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