* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年12月13日(火)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
谷口 孝 氏 ティーエーケミカル㈱ 顧問
【講師経歴】
1971年 大阪大学 工学部 応用化学科 修士課程修了。同年 東レ㈱ 入社。2010年に大阪大学 工学研究科 博士(工学)取得。東レ㈱ 入社後、高分子研究所、ケミカル研究所、先端研究所、機能材料研究所などの研究所長を歴任した後、東レ㈱ 研究本部 理事。1999年に東レ㈱ リサーチフェロー「機能高分子」に認定。社外的には2008年に高分子学会 フェローに認定、2010年10月からティーエーケミカル㈱ 顧問。
【活 動】
ケイ素系材料を適用した光学材料の研究開発に携わった後、エネルギー関連材料・技術の開発、高機能ポリマー材料の開発に携わった。
1988年に高分子学会 技術賞、1994年に全国発明特許庁長官賞を受賞。
日本化学学会、高分子学会、日本接着学会に所属。
主な著書としては、
①「プラスチックレンズ用ハードコート材」高分子(1990)
②「光学材料の屈折率制御技術の最前線」シーエムシー出版(2009)
③「ハードコート材料の設計と創製」塗装技術(2012)など
セミナーの趣旨
本セミナーでは、これからハードコート材料を研究しようとしている方にも分かりやすく材料設計・開発に必要な基礎知識と考え方を説明する。内容的には、ポリシロキサン系を中心に行うが、とくにプラスチックに適用する場合に必要となる低温硬化技術、塗料ポットライフの延長化技術、塗膜耐熱性、耐候性、屈折率制御技術など実用化に必要な技術の考え方と実例を挙げて説明する。
セミナー対象者
プラスチック表面加工の最重要課題であるハードコート材料の基礎から応用までの考え方についてポリシロキサン系を題材として概説する。
特に高硬度と相反する特性である可撓性付与、さらには光学材料に必須の特性である屈折率制御についても具体例を挙げて述べる。
セミナーで得られる知識
ハードコート技術の開発に必要な基礎技術に加えて材料設計技術を学ぶことができる。とくに、ケイ素系ハードコート技術は有機化学に加えて、無機化学の知識と経験が必要であるが、本セミナーによって、これからハードコート技術の開発を目指す技術者にとって有益な知識・技術が得られることとなるであろう。
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.ハードコート技術の必要性
2.ハードコート材料設計の基礎
3.無機材料(ポリシロキサン系)を中心としたケミストリー
4.ポリシロキサン系ハードコートについて
5.低温硬化技術
6.塗料ポットライフ向上
7.可撓性向上
8. 屈折率制御技術
9.その他(耐候性、染料透過性、導電性など)
10.今後の展開