化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ ポリウレタン樹脂の正しい知識と選択 ~
☆ 人工皮革 ・合成皮革の基本的な構造と違いから、そこに用いられるポリウレタン樹脂の組成と物性、劣化について解説!

 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年6月27日(月)13:00~16:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

・資料付(製本して郵送いたします)※データの配布はありません。
  ※ ご自宅への送付を希望の方はお知らせください。
    ご指定が無い場合はお申込み時の住所へ郵送いたします。
  ※ 資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

講 師

京都女子大学 家政学部 生活造形学科 教授 博士(工学)
榎本 雅穗 氏

【ご専門】
透湿防水布帛における水分移動,ポリウレタン樹脂,人工皮革や合成皮革等の被服材料およびそれを用いた繊維加工,染色加工

受講対象・レベル

・企画・製造・販売などで、今の仕事に役立つ基本的で実践的な知識を学びたいと思っている方 

必要な予備知識

・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします 

習得できる知識

・人工皮革・合成皮革の構造と違い
・これらに用いられるポリウレタン樹脂の組成と物性、そして劣化 

趣 旨

 人工皮革・合成皮革は、衣料・靴・カバン等のファッション素材や家具・車両を含めたインテリア素材として、我々の身の回りで広く使用されています。これらの中には、使用されたポリウレタン樹脂が2-3年程度で劣化するものや、10年使用してもほとんど劣化しないものもあります。市場では、これらポリウレタン樹脂の誤った選択が原因で引き起こされるトラブルも多く、正しい知識と理解が求められています。本講演では、人工皮革・合成皮革の基本的な構造と違いから、そこに用いられるポリウレタン樹脂の組成と物性、そして劣化について解説し、これらについて考えるときの基礎知識を習得します。

プログラム

1. 皮革の構成 13:00~14:10
 1-1. 天然皮革と人工皮革の違い
 1-2. 人工皮革とは
 1-3. 従来型人工皮革の製造方法
 1-4. 環境対応型人工皮革の製造方法
 1-5. 合成皮革とは
 1-6. 従来型合成皮革の製造方法
 1-7. 環境対応型合成皮革の製造方法
 1-8. PVCレザーとは
  
2. ポリウレタン樹脂の構成と特徴 14:20~14:40
 2-1. ポリウレタン樹脂構成成分
 2-2. 一般的性能と特徴
  
3. ポリウレタン樹脂の劣化 14:40~15:30
 3-1. 加水分解による劣化
 3-2. 光(酸化)による劣化
 3-3. 熱(酸化)による劣化
 3-4. NOx ガスによる変色と劣化
  
4. ポリウレタン樹脂の耐久性評価方法 15:30~15:40
           
 4-1. 耐加水分解性に関する促進試験方法
 4-2. 耐光性に関する促進試験方法
 4-3. 耐熱性に関する促進試験方法
  
5. 人工皮革・合成皮革製品の取扱い表示 15:40~15:50
 5-1. 合成皮革製品の例 
 5-2. 天然皮革製品の例
  
6. 質疑応答 15:50~16:00
  
※ 進行により時間が前後する可能性がございます。