* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年6月27日(月)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
渡邉 一哉 氏
東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室 教授
【講師経歴】
東京工業大学 理工学研究科 修士課程修了、金沢大学にて学位(理学博士)取得、東燃㈱、海洋バイオテクノロジー研究所(微生物利用領域長)、JST ERATO 橋本光エネルギー変換システムプロジェクト(微生物グループリーダー)、東京大学 先端科学技術研究センター(特任准教授)を経て、2011年5月から東京薬科大学 生命科学部 生命エネルギー工学研究室 教授
【専門分野】
微生物学、環境バイオテクノロジー、サステイナブルバイオテクノロジー
【所属学会】
日本微生物生態学会、日本農芸化学会、American Society for Microbiology, International Society for Microbial Ecology、日本科学未来館 サステイナブルバイオテクノロジープロジェクト研究代表
セミナーの趣旨
持続可能な社会の形成のために、地表で得られるエネルギーや資源を効率よく利用する技術が求められている。近年、バイオマス廃棄物や有機廃水を利用したエネルギー生産技術として微生物燃料電池による発電や微生物電気分解による水素生産が注目され、世界中で研究開発が行われている。また、新しい物質生産法として微生物電気合成や電気制御発酵が提案されている。これらの技術は電気化学活性菌を利用するもので、このような微生物の発見が上記の様々な微生物電気化学システムの提案に繋がっている。そこで本セミナーでは、電気化学活性菌の基礎について説明するとともに、様々な微生物電気化学システムの研究開発動向についてについて解説する。
セミナー対象者
微生物燃料電池、微生物電気分解、微生物電気合成、電気制御発酵などの微生物電気化学システムに興味がある企業や大学の研究者や研究管理部員
セミナーで得られる知識
微生物のエネルギー代謝の基礎と応用、電気化学活性をもつ微生物、微生物燃料電池・微生物電気分解
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.1.多様なエネルギー代謝
1.2.エネルギー代謝の電気化学
2. 電気化学活性を持つ微生物
2.1.バイオ電気化学システム
2.2.電気化学活性菌の歴史
2.3.電気化学活性菌の分子機構
2.4.電気化学活性菌の育種
2.5.電気共生
3. 微生物燃料電池と発電
3.1.原理
3.2.装置の構造
3.3.電極
3.4.廃棄物処理への応用
3.5.廃水処理への応用
3.6.微生物燃料電池の課題
4. 微生物電気分解と水素生産
4.1.原理
4.2.装置の構造
4.3.廃棄物処理・廃水処理への応用
4.4.微生物電気分解の課題
5. 微生物電気合成・電気制御発酵
5.1.微生物電気合成
5.2.電気制御発酵