化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年5月27日(金)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 日下 佳祐 氏  長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター 特任講師

【講師経歴】
 2014年4月~2016年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
 2016年3月 長岡技術科学大学大学院 博士後期課程 エネルギー・環境工学専攻 修了
 2016年4月~2018年3月 長岡技術科学大学 産学官連携研究員
 2018年4月~現在 長岡技術科学大学 助教

【活 動】
 2016年3月~ 自動車技術会 ワイヤレス給電システム技術部門委員会 幹事
 2017年2月~2019年1月 電気学会 ワイヤレス電力伝送におけるパワーエレクトロニクス技術調査専門委員会 幹事補佐

セミナーの趣旨

 現在実用化に向けて研究開発が進められている,磁界を用いたワイヤレス給電システム(磁界共振・磁気共鳴方式)について,可能な限り数式に頼らずに伝送の原理や,ワイヤレス給電に必要となる各種要素技術を説明します。また,本格的なワイヤレス給電の実用化に向けて残された課題と最新の技術開発動向についても解説します。

セミナー対象者

 ワイヤレス給電の研究開発を始めたばかりの方
 ワイヤレス給電の最新動向を把握しておきたい方
 ワイヤレス給電システムの要素技術に求められる機能・特性を知りたい方

セミナーで得られる知識

 ワイヤレス給電システムの基本原理
 ワイヤレス給電システムの要素技術とそれらへの要求
 ワイヤレス給電システムの実用化に向けた課題

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.ワイヤレス給電の基礎
 1) ワイヤレス給電システムの分類
  a.放射性(マイクロ波,レーザー方式)
  b.非放射性(磁界,電界方式)
 2) 電磁誘導を用いたワイヤレス給電の基礎原理
  a.電磁誘導と磁界共振方式の違い
  b.磁界型ワイヤレス給電の高効率伝送の原理
  
2.ワイヤレス給電の各種要素技術
 1) 電力変換器
  a.パワーエレクトロニクス技術の基礎
  b.フロントエンドコンバータの構成と特性
  c.1次側電力変換器の構成と制御法
  d.2次側電力変換器の構成と制御法
 2) 補償回路(共振回路)
  a.補償回路(共振回路)による特性の違い
  b.補償回路用部品への要求(コンデンサ)
 3) 伝送コイルの構成と構成部品への要求
  a.伝送コイルの形状(ソレノイド・サーキュラー・ DD コイル)
  b.コイルで生じる銅損(表皮効果・近接効果について)
  c.コイルで生じる鉄損
  d. 磁性体材料の特性(フェライト・その他)
  
3.実用化に向けた課題
 1) 各種法整備
 2) 標準化(ISO/IEC, SAE)の最新動向
 3) 人体防護の考え方
 4) 伝送コイルの位置ずれ
 5) 製品化に向けた異物検知技術(金属物検知,生体検知)
 6) 伝送コイルの耐久性
  
4.ワイヤレス給電システムの最新開発動向
 1) 停車中給電システム
  a.電気自動車向けワイヤレス充電器の製品化
  b.大型車両向けワイヤレス充電システムの最新動向
 2) 鉄道車両向けワイヤレス充電システムの最新動向
 3) 走行中給電技術の最新動向
 4) その他機器へのワイヤレス給電
  

  
  

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