* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年4月6日(水)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
鳩野 敦生 氏 博士(工学)
日本工業大学 非常勤講師 (元 富士重工業スバル技術研究所 主査)
【講師経歴】
1982年 電気通信大学 電気通信学部 物理工学科卒業
1984年 電気通信大学 電気通信学研究科 物理工学専攻 修了
2001年 工学博士(電気通信大学、博乙第66号)
[職 歴]
1984年~2002年 ㈱日立製作所
2003年~2004年 三井物産㈱(嘱託)
2005年~2013年 富士重工業㈱
2014年~2020年 University Kuala Lumpur 日本人講師
2022年~現在 日本工業大学 非常勤講師
[研究歴]
電磁界理論によるLi-ion電池内部探査技術の開発
MIT方式(共鳴方式)wireless 給電の電磁界理論による理論解析
[所属学会]
自動車技術会 wireless 給電システム部門委員会(2011年9月~)
[著 書]
車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場 CMCリサーチ(共著)
EVに最適なバッテリマネージメント技術と市場 CMCリサーチ(共著)
リチウムイオン二次電池 情報機構(共著)
セミナーの趣旨
Li-ion電池の再利用が叫ばれて久しいが,現状では,殆ど進展していない。その再利用を進めることを難しくしているLi-ion電池の特徴,現在技術的でのボトルネック,再利用進展に望まれる今後の技術の要件を明らかにする。
セミナー対象者
・ 新規にHEV/EVのLi-ion電池管理の開発に携わる電気系の技術者
・ Li-ion電池の性能評価担当者
・ Li-ion電池に対するセンサ開発担当者
・ HEV/EVへの応用に興味のある電池系技術者
セミナーで得られる知識
① Li-ion電池では、なぜ、電池管理が技術的に難しいのか、その理由
② Li-ion電池における容量劣化の主要メカニズム
③ Li-ion電池の容量劣化に関するKPI (Key Performance Indicator)と加速度試験
④ 電池管理の上から、Li-ion電池に望まれるセンサ技術
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.1 SOC(残容量)とSOH(容量劣化量)の定義
1.2 SOC-OCV特性
1.3 経年劣化による特性
1.4 SOH(容量劣化)推定の難しさ
2. SOC評価方法とSOH(容量劣化)推定方法の関係
2.1 LI-ion電池の充電sequence
2.2 SOC推定方法
2.3 SOC-OCV特性の変化によるSOH(容量劣化)推定(変曲点推定法)
2.4 再利用からみた変曲点推定法の問題点
3. ミクロレベルの視点からみたLi-ion電池の特徴
3.1 Maxwellの電磁方程式と電気力線
3.2 ミクロレベルの要因からみたSOC-OCV特性
3.3 容量劣化を起こすミクロレベルの部位
4. 電気化学インピーダンス計測の問題点
4.1 等価回路のミクロレベルの物理的な意味
4.2 経年劣化による電気化学インピーダンス特性の変化
4.3 SOH評価の可能性
4.4 金属Liの析出の可能性
5. 今後開発が望まれる項目
5.1 SEI検出技術
5.2 デンドライト検出技術
5.3 界面の温度計測技術
5.4 界面の加熱技術