化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年4月19日(火)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 野村 和宏 氏  NBリサーチ 代表

【講師経歴】
 1990年 京都工芸繊維大学 修士課程 卒業
  同年 長瀬チバ(現ナガセケムテックス) 入社
 2018年 ナガセケムテックス 退職
 2019年 NBリサーチ 設立

【研究歴】
 半導体封止剤・構造接着剤・CFRP 用マトリックス剤

【所属学会】
 構造接着学会、合成樹脂工業協会、自動車技術会、エレクトロニクス実装学会

【著 書】
 「エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方」
 「炭素繊維・炭素繊維複合材料の未来」

セミナーの趣旨

 自動車接着剤のニーズが高まっている背景には燃費、排ガスの規制と安全性に対する対応があります。本講義では軽量化に対応した異種材接着に対応するための車体用接着剤と制御系の電子化に伴う電子部品用封止剤の2つに主眼を置きその設計手法、使用法、評価法について説明します。今回はエポキシ系接着を例として説明しますが、基本的な考え方は他の系の接着剤も応用できるはずです。

セミナー対象者

 接着剤の使用者、接着剤の開発者

セミナーで得られる知識

 エポキシ変性の基礎、自動車用接着剤の要求特性、自動車用接着剤の使い方、異種材接合のトレンド、半導体封止剤の設計

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1 自動車材料の変革
 1.1 自動車に対する排ガス規制
  1.1.1 燃費、排ガス対応の現状
  1.1.2 車体軽量化への対応
 1.2 自動車用材料の変革
  1.2.1 自動車業界におけるマルチマテリアルの現状
  1.2.2 軽量金属の最新開発動向
  1.2.3 CFRPの最新開発動向
 1.3 異種材接合にはどう対応するのか
  1.3.1 機械的締結
  1.3.2 成形による接合
  1.3.3 接着剤による接合
  
2 構造接着剤の種類
 2.1 SGA接着剤
 2.2 ウレタン接着剤
 2.3 変性シリコーン
 2.4 エポキシ樹脂
  
3 自動車構造接着剤の最新情報
 3.1 構造接着剤の適用例
  3.1.1 ヘミング接着
  3.1.2 マスチック接着
  3.1.3 ダイレクトグレージング
  3.1.4 ウエルドボンディング
  
4 マルチマテリアル対応構造接着剤の要求特性
 4.1 作業性 
 4.2 接着強度 
 4.3 破壊靭性 
 4.4 異種材接着における応力対応 
  
5 マルチマテリアル対応構造接着剤の設計法(エポキシ樹脂を例として)
 5.1 適した原料選択(樹脂編) 
 5.2 適した原料選択(硬化剤編)
 5.3 機能性を付与する添加剤 
  
6 自動車構造接着剤の評価
 6.1 作業性 
  6.1.1 粘度と貯蔵安定性
   1) Washout Resistance 
 6.2 機械特性 
  6.2.1 Impact Wedge Peel
  6.2.2 油面接着性 
  6.2.3 ハット試験 
  6.2.4 疲労試験
 6.3 環境試験 
  6.3.1 耐湿試験 
  6.3.2 ヒートサイクル試験 
  6.3.3 耐腐食性
  

  
  

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