化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

☆ 評価プロセス、質問紙と集計方法、解析手法なども含め、実例や実際のデータに基づいて解説致します!
 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年4月25日(月)10:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:55,000円(税込)

定 員

 30名

備 考

・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 日本オリエンテーション SDP研究所 客員主席研究員 
 髙橋 正二郎 氏 【元 資生堂㈱】

《専門》
商品開発、生活者研究、SDP(感性価値開発プログラム)

習得できる知識

〇 官能評価の基礎理論と官能評価の商品開発への活用法が学べる
〇 質問紙の作成、評価体制の構築など化粧品使用感の官能評価の運営が学べる
〇 官能評価に登場する評価手法、統計的解析手法の活用法が学べる
〇 官能評価の表現法とその応用による感性価値開発等への活用法が学べる 

趣 旨

 化粧品の中心であるスキンケア化粧品は連用を積み重ねて効果がえられます。
 その連用を支えるのが使用感で、使用感に満足がえられない状態では連用を阻害し、効果がえられないことになります。
 また、化粧品は嗜好品でもあり、スキンケア化粧品の嗜好は使用感が決定すると言っても過言ではありません。
 この重要な使用感を正しく評価測定する方法が官能評価で、商品開発の場においては官能開発型の官能評価を正しく運用する必要があります。
 本講では、この官能開発型官能評価について、要望の多い、評価プロセス、質問紙と集計方法、解析手法なども含め、実例や実際のデータに基づいて解説致します。

プログラム

 1. スキンケア化粧品の使用感と継続使用
  (1) 化粧品の定義と継続使用の三段論法
  (2) 継続使用を促す使用感の価値の考察
  (3) 化粧品の価値の構造
  
 2. 商品のもつ価値と感性価値
  (1) 商品の価値構造と感性価値
  (2) 感性価値による商品価値の支援と感性優位商品
  
 3. スキンケア化粧品の使用感の考え方と記述法
  (1) 化粧品九層倍をめざす感性価値による価値構成
  (2) 使用感の意味・価値の再考
  (3) 使用感の心地好さの記述、検討の方法
  (4) 創造的官能評価の超促成入門
  
 4. 感性価値の定量化・視覚化を実現するQDA
  (1) 評価変数(評価用語)の決め方
  (2) 評価尺度の決め方(尺度構成)
   - 等分法による尺度構成
   - 漸進法による尺度構成
   - 一対比較による定量的尺度構成
  
 5. 官能評価の運営の実際
  (1) 官能評価環境整備(官能検査室の要件)
  (2) パネル(検査員)の稼働と育成
  (3) 質問紙の設計、運用
  (4) データの集計、評価・判定、報告書
  
 6. 尺度構成における一対比較法(シェッフェの方法)の活用
  (1) アルゴリズムの確認
  (2) エクセルシートでの計算
  
 7. QDAの立体的活用法
  (1) QDA情報を活かす思考ツールとしての2軸分析
  (2) 多変量統計解析の導入と実際的活用
  
 【質疑応答】