化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年8月9日(火)10:00~17:00
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 園家 啓嗣 氏  ソノヤラボ㈱ 代表 / 元 山梨大学教授

【講師経歴】
 大阪大学大学院 修士課程修了、石川島播磨重工㈱(現 IHI)勤務、産業技術総合研究所客員研究員、芝浦工業大学教授、山梨大学教授、ソノヤラボ㈱ 代表

【研究歴】
 企業、大学で、接合技術(アーク溶接、レーザ溶接、接着、超音波接合、摩擦攪拌等)、表面処理(溶射、めっき等)、金属材料などの研究開発を行ってきた。

【所属学会】
 溶接学会、溶射学会、表面技術協会

【著 書】
 溶射技術とその応用、環境圏の新しい燃焼工学など。

セミナーの趣旨

 切断は、産業機械、建築物、橋梁、船舶、鉄道車両などの鋼構造物や自動車を製作する場合、最初の製造工程である。次の工程の溶接では、前工程で切断した部材の寸法精度や切断面品質に不良があると、手直しなどの余計な作業が生じたり、溶接の品質にも悪影響を及ぼす。さらに、その後の組み立て工程にも少なからず影響を与えることから、鋼構造物や自動車の製作において切断は非常に重要な工程である。
 切断方法には、刃物を用いた機械的切断と、光や電気、炎を熱源とした熱切断がある。単純形状の切断には機械的切断も用いられるが、複雑な形状の切断には、任意の形状が容易に切断できる熱切断が一般的に使用されており、代表的な熱切断法としてガス切断、プラズマ切断、レーザ切断などが挙げられる。
 本セミナーでは、それぞれの切断方法の原理、特徴、切断品質、最近のアプリケーションについて説明する。本セミナーは製造メーカーで、設計・製造に携わる技術者に大いに役立つと考える。

セミナー対象者

 製造メーカで設計、製造業に携わる技術者。

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.切断加工の概要
 1.1 切断加工の重要性
 1.2 切断加工の種類
 1.3 機械的切断と熱切断の対比
  
2.各種切断法
 2.1 機械的切断
  2.1.1 せん断
   (1) せん断の原理と特徴
  2.1.2 切削
   (1) 切削の原理と特徴
  2.1.3 研削
   (1) 研削の原理と特徴
  2.1.4 ウォータジェット切断
   (1) ウォータジェット切断の原理
   (2) ウォータジェット切断の特徴
 2.2 熱切断
  2.2.1 熱切断の種類
  2.2.2 代表的な熱切断の概要
  2.2.3 代表的な熱切断の切断性能
  2.2.4 ガス切断
   (1) ガス切断の歴史
   (2) ガス切断の原理と特徴
   (3) ガス切断が出来る条件
   (4) ガス切断面粗さの形成
   (5) ドラグラインの形成
   (6) 予熱炎の効果
   (7) ガス切断に及ぼす因子
   (8) 切断に関する品質基準
   (9) ガス切断の保安
  2.2.5 水素ガス切断(最新のアプリケーション)
   (1) 水素ガス切断の特徴
   (2)  水素ガス切断の種類
    (a) 爆発限界を外すためにLPGガスを混合する手法(水素・酸素混合発生方式) 
     ① 水素ガス切断の原理
     ② 鋼板表面での酸化反応停止限界速度
     ③ 切断酸素の運動量に及ぼす予熱炎の影響
     ④ 水素によるガス切断進行面の改善
     ⑤ 切断進行面と切断酸素噴流中心との位置関係
     ⑥ 切断下部のスラグ付着
    (b) 水素・酸素完全分離発生方式
     ① 水素ガス切断システムの特徴
  2.2.6 アーク切断
   (1) アーク切断の歴史
   (2) アーク切断の概要
   (3) カーボンアーク切断
   (4) ミグ(マグ)アーク切断
   (5) エアカーボンアーク切断
   (6) 溶極式ウォータジェットアーク切断
    (a) 原子炉部品の水中解体への溶極式ウォータジェット切断の適用
   (7) アークソー切断
   (8) 酸素アーク切断
  2.2.7放電加工
   (1) 放電加工の歴史
   (2) 放電加工の原理
   (3) 放電加工の種類
    (a) 型彫り放電加工
    (b) ワイヤカット放電加工
   (4) 放電加工の特徴
   (5) 放電加工の切断性
  2.2.8 プラズマ切断
   (1) プラズマ切断の歴史
   (2) プラズマ切断の原理と特徴
   (3) プラズマ切断の課題
   (4) 材質と切断法
   (5) 水中プラズマ切断
   (6) 高品質切断(最新のアプリケーション) 
  2.2.9 レーザ切断
   (1) レーザの性質
   (2) レーザの種類
   (3) レーザ切断の歴史
   (4) レーザ切断の原理と特徴
    (a) 熱加工
    (b) レーザ切断の原理
    (c) レーザ切断の特徴
    (d) レーザ切断の分類
    (e) レーザ切断機の種類
   (5) 水中レーザ切断
   (6) ファイバーレーザ切断(最新のアプリケーション) 
    (a) ファイバーレーザの特徴
    (b) ファイバーレーザ切断機の切断能力
    (c) ファイバーレーザの開先切断能力
   (7) レーザ切断の保安
  

  
  

関連図書

        材料・合成技術
        機械・装置

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        機械・エレクトロニクス・コンピュータ