~ バイナリー発電を中心に ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年5月20日(金)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
森 豊 氏 森豊技術士事務所
【講師経歴】
早稲田大学 理工学部 機械工学科 卒業、九州大学 工学研究院 機械工学専攻 博士課程卒業。
1976年から㈱荏原製作所にて気体機械及び関連装置の開発・設計、廃棄物発電および排熱回収発電にバイナリー発電を応用したシステムの開発、燃料電池コージェネシステムの商用化を担当。
2018年 森豊技術士事務所を開設。バイナリー発電、排熱利用技術、水素・燃料電池システムの技術支援を行う。
技術士(機械部門)、エネルギー管理士、博士(工学)
セミナーの趣旨
2021年10月、3年ぶりに日本のエネルギー政策の基本的な方向性を示す「エネルギー基本計画」が閣議決定された。今回のエネルギー基本計画では、産業部門における対応としては「徹底した省エネルギーによるエネルギー消費効率の改善」と「熱需要や製造プロセスを脱炭素化するための電化・エネルギー転換」の必要性を挙げている。また、徹底した省エネルギーの更なる追求として「工場排熱等の未利用エネルギーの活用に向けた取組強化等が必要である」と明記している。一方、NEDOとTherMATが2019年3月に公開した大規模な排熱実態調査では、全国の排ガス熱量の多い15業種の排ガス熱量や温度分布はこの15年間大きく変わっていないとの報告である。このような背景から、今後、革新的な排熱利用技術の研究開発は勿論必要であるが、今すぐにやるべきことは、現存する技術を適切に使用し、廃棄している熱エネルギーを活用すべきことではなかろうか。
本セミナーでは、まず中低温の排熱を利用する技術にはどのようなものがあるのか、各技術がどのような個所に適するのかを学習する。また中低温排熱から電気を得ることをできるバイナリー発電はどのようなものか、強みはどこにあるのか、適用を検討する際の注意点やポイントは何かなどを、実施例を基に、実践に活用できるよう基礎から応用まで、要点とともに幅広く知ることができる。
セミナー対象者
製造業のエネルギー利用部門、製造部門、生産管理部門、研究開発部門、新規市場開拓部門、市場動向を知りたい企業、商社、調査会社、中堅技術者、経営層など
セミナーで得られる知識
1. 国内の排熱の現状
2. 政府や産業界の排熱利用への取組み
3. 排熱利用の実態
4. 排熱利用技術の動向
5. バイナリー発電技術の基礎から詳細
6. 排熱利用・バイナリー発電を検討及び導入する際のポイントなど
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
2. 国内の排熱の状況(全体、各産業)
3. カーボンニュートラルに向けた政府や産業界の排熱利用への取組み
4. 排熱利用技術の全容
5. 排熱利用技術の種類と特徴、最新動向
5.1 熱エネルギーとしての利用技術
熱交換器、ヒートパイプ、吸収式冷凍機、ヒートポンプ
5.2 熱エネルギーから電気エネルギーへの変換技術
蒸気タービン、バイナリー発電、スターリングエンジン、熱電素子
5.3 熱および電気の高効率化技術
コージェネレーション、燃料電池、コンバインドサイクル
6. 排熱を有効に利用する際の注意点
7. バイナリー発電とは
8. バイナリー発電の原理
9. バイナリー発電の種類と適用箇所
10. バイナリー発電の各用途における実施例(地熱・温泉、工場、バイオマス、その他)
10.1 国内の実施例
10.2 海外の実施例
11. バイナリー発電の構成機器、要素技術
12. バイナリー発電の導入検討
12.1 経済性検討
12.2 関連法規
12.3 導入手順
13.まとめ