化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年3月23日(水)10:30~16:30 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

板倉 啓祐 氏
板倉技術士事務所 (㈲アイタック) 代表取締役

【講師経歴】
 大阪市立大学大学院 修士課程修了(応用化学専攻)
 1) 高砂香料工業株式会社勤務 国内工場にて蒸留、抽出、反応各装置の設計、運用、打合せなどに従事。不斉触媒法による L-メントールの工業化成功。スペイン工場にて、高圧反応装置、廃水処理装置などの監理監督。
 2) 桐山製作所にて化学実験装置の開発、運用。
 3) 板倉技術士事務所を設立し、企業の社内教育、実験指導、懸案事項解決などを行なっている。

【資 格】
 技術士(化学部門)

【所属学会】
 分離技術会

【活動内容】
 1) セミナー企画会社による蒸留、抽出、香料に関する講演、セミナーの講師。
 2) 化学会社における社内教育、課題に関するコンサルティング。
 3) 執筆、学会発表(代表例)〈執筆〉「分離技術ハンドブック」共著、分離技術会刊、平成22年2月22日〈論文〉「標準沸点と相対揮発度」、分離技術会:於名古屋大 2014年5月31日。ほか多数あります。

セミナーの趣旨

 蒸留、抽出、昇華、膜分離、凍結濃縮などの方法を応用して、天然物から有用素材を取り出す方法について紹介します。

セミナー対象者

 化学分野、例えば香料、化粧品、医薬、食品、飲料、油脂などに関わる方は勿論のこと、半導体、金属精製の分野などの方にとっても広くお勧めです。
 蒸留食品、飲料、香料、化粧品、機能材料などの仕事に従事する研究者、技術者

セミナーで得られる知識

 1.分離精製技術に関する基礎知識
 2.実験室で用いられる器具の種類とその取扱い、および製造に移す場合の装置選択と注意点について

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. 天然物素材
 1-1) 精油
 1-2) オレオレジン、レジノイド
 1-3) エキストラクト、チンキ
  
2. 抽出法
 2-1) 実験室抽出装置(ソックスレー、ニコルソン・ケミンズ、 ディーンスターク、エマルジョンフロー)
 2-2) 工業抽出装置(攪拌塔、MSカラム、Karrカラム、 Wintrayカラム、超臨界抽出、エマルジョンフロー)
 2-3) 液液平衡(平衡曲線作成法、操作線など)
 2-4) 抽出方法(回分、多回、多重段、向流多段)
 2-5) 選択的抽出法(PH、温度、溶剤、アフィニティー)
 2-6) 抽出応用例(EPA、カロチン、アスタキサンチン、鰹節、昆布)
  
3. 蒸留法
 3-1) 蒸留原理
 3-2) 蒸留方式(フラッシュ蒸留、精密蒸留、水蒸気蒸留、SCC、SAFEなど)
 3-3) 理論段数と相対揮発度、還流比
 3-4) 蒸留計算法
 3-5) 蒸留応用例(テルペン、ワカメ、コーヒー、紅茶)
 3-6) 蒸留すると危険な物質(事故例)
 3-7) 蒸留設計ソフト
  
4. 膜分離法
 4-1) 孔径による膜の種類と用途
 4-2) 材質による膜の種類と用途(ゼオライト、酢酸セルロース、ポリアミド)
 4-3) 装置形式(平膜、スパイラル、中空糸)
 4-4) 分離方式(PV、VP、RO)
 4-5) 膜分離応用例(カテキン、アンセリン)
  
5. 凍結濃縮法
 5-1) 濃縮原理
 5-2) 分離・精製の応用例(日本酒、ワイン、洋梨)
  

  
  

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