* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2022年2月15日(火)10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
有馬 理仁 氏
大和製罐㈱ 技術管理部エネルギーソリューション開発室
開発リーダー 博士(工学)
【講師経歴】
2006年4月 大和製罐 入社、2009年~ リチウムイオン電池に関する研究、事業化に従事。
2019年3月 IEEE CASS JJC Best Student Award.
2021年3月 立命館大学 理工学研究科 博士課程後期課程 修了。
【研究歴】
リチウムイオン電池の効率劣化診断の研究
【所属学会】
IEEE、The Electrochemical Society、電子情報通信学会、エネルギー・資源学会、電気学会、電気化学会
【著 書】
「低炭素社会とバッテリーアグリゲーション ~リチウムイオン蓄電池の寿命劣化と経済性~」「車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場(第4章)」「EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場(第2章)」(シーエムシー・リサーチ)
「リチウムイオン電池の分析、解析と評価技術 事例集 ~劣化、発熱、ガス、内部状態、反応メカニズム~」「リチウムイオン電池における 高容量化・高電圧化技術と安全対策(第10章第4節)」(技術情報協会)
セミナーの趣旨
脱炭素化に向けて変動性再エネの導入が進んでおり、電力系統の柔軟性確保のために蓄電デバイスが注目されている。中でもリチウムイオン電池はエネルギー密度・レート特性・分散設置性に優れる一方で、安全性確保のために一定の注意が必要であり、また経時的なエネルギー効率低下(効率劣化)によって運用経済性が低下する。脱炭素化に向けて再エネ導入する場合の CO2削減コストを低減するために、効率劣化診断技術が重要になる。本セミナーではリチウムイオン電池の安全性・特性・寿命劣化と効率劣化診断について、基礎的事項から解説する。
セミナー対象者
再生可能エネルギー導入拡大に向けたリチウムイオン電池に関わる方
セミナーで得られる知識
脱炭素社会に向けた蓄電システムの運用と課題に関する知識
リチウムイオン電池の劣化に関する体系的知識
劣化によるリチウムイオン電池のエネルギー効率の低下とその把握に関する技術的知識
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1 背景 ~ 脱炭素化とリチウムイオン電池 ~
(1) 脱炭素社会に向けた動向
(2) 蓄電デバイスの重要性
(3) リチウムイオン電池の安全性確保および価格・資源制約の課題
2 リチウムイオン電池の特性と寿命劣化
(1) 基本的な特性項目
(2) 寿命劣化現象とその症状
(3) 一般的な劣化診断技術(容量劣化診断技術)
3 リチウムイオン電池の効率劣化診断技術
(1) 効率劣化診断のCO2削減コスト低減効果
(2) 定量的コスト低減シミュレーション
(3) 汎化に向けた教師データ低減の取組
4 まとめ ~ なぜ効率劣化診断が重要なのか ~