~ 基本的性能試験の評価と精密さと正確さ/臨床的有用性の評価手法とは ~
講師著書の下記書籍を1口のお申し込みにつき1冊配布します。
「データのまとめ方と考え方 -目的に応じた統計解析手法の選び方-」
※ オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2022年2月14日(月)10:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:55,000円(税込)
定 員
15名
備 考
資料付(製本テキスト)※データの配布はありません。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はご住所などをお知らせください。
講師執筆のサブテキストは代表申込者の方にお送りします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
アキュプレック(有)取締役社長
京都大学医学部 人間健康科学 非常勤講師 井野 邦英 氏
趣 旨
医学的診断は、患者の訴え、医師による診療所見、そして臨床検査データの三つの情報の総合的な判断による。そのなかでもっとも客観的情報を提供するのが臨床検査です。
しかし高い客観性の背景には、精密さ、正確さ、感度、特異度などの統計的な解釈が必要になります。 本講義では、性能評価にあたりどうしても理解しておかないといけない統計解析を例題により実践的に理解していただきたい。臨床への情報提供に応用できる力の習得を目指している。
プログラム
1.統計の基礎
1)データの尺度と検査の分類
2)標準偏差と標準誤差
3)分散の加法性、分布の性質
2.相関と回帰
1)相関係数(ピアソン、スペアマン)の用い方
2)直線回帰分析と残差分析
3)線形関係式
4)曲線回帰、重回帰分析、判別式
3.推定と検定
1)代表値、分散に関する検定
2)相関係数、回帰係数に関する検定
3)信頼区間
4)度数検定
4.分散分析法と多重比較法
1)一元配置分散分析と応用
2)多重比較の利用方法
5.サンプルサイズの決め方
第2部.臨床検査の性能評価に用いられる統計手法
1.併行精度、最小検出限界、直線性
2.臨床的許容誤差の求め方とその応用
3.精密さと正確さの評価法を理解する
4.基準範囲の計算方法と確認方法
第3部.ベイズ統計学
1.感度と特異度、適中率、尤度、オッズ比
2.ROC分析の有効な活用方法
第4部 その他(多変量解析、メタ解析)