化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年2月4日(金)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 高津 淑人 氏  東京都市大学 理工学部 応用化学科 准教授

【講師経歴】
 1990年3月 神戸大学 工学部 化学工学科 卒業
 1992年3月 神戸大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 修士課程修了
 1992年4月 住友金属工業㈱ 採用
 2000年12月 北海道大学大学院 工学研究科 分子化学専攻 学位取得
 2001年4月 独立行政法人 産業技術総合研究所 採用(博士研究員)
 2004年4月 ㈱けいはんな 採用(主任研究員)
 2009年1月 同志社大学 研究開発機構 採用(特任准教授)
 2013年4月 東京都市大学 工学部 エネルギー化学科 採用(准教授)・・・ 現在に至る(現在の所属先名称:理工学部 応用化学科)
 
【所属学会】
 化学工学会、日本エネルギー学会、触媒学会、石油学科、粉体工学会

【研究歴】
 1992~2000 石炭を液化する触媒プロセスの研究
 2001~2003 サルファフリーを達成する石油精製触媒の研究
 2004~ バイオディーゼル燃料製造の触媒プロセスの研究

【著 書】
 グリーンバイオケミストリーの最前線(シーエムシー出版,2010年) 他8件(いずれも分担執筆)

セミナーの趣旨

 2015年に開催された国連気候変動枠組条約締結国会議(COP)の合意事項に基づく「パリ協定」は、世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2℃以内に抑えるため(努力目標:1.5℃以内)、21世紀後半までに温室効果ガスの排出量と吸収量をバランスさせる「カーボンニュートラル」の達成を目標に掲げました。また、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は産業革命以降の気温上昇を1.5℃以内にとどめるには2050年あたりまでにカーボンニュートラルを達成すべきと報告しています。これらを受けて、2021年1月20日までに日本を含む世界124か国がカーボンニュートラルの達成を表明しています。カーボンニュートラルへ挑むことは、環境と成長の好循環を生み出すグリーンイノベーションを導くとの期待も拡がっています。
 このような国際情勢のもと、日本政府(経済産業省)はカーボンニュートラルを達成するための様々な技術課題を定めており、運輸部門が使用する石油系燃料を植物由来の合成燃料で置き換えることが課題の1つに挙がっています。本講演では、植物由来の合成燃料である「バイオディーゼル燃料」に関する学術的な基礎知識、実用するための応用知識、および技術(研究)開発動向を説明・紹介します。本講演で知りえたことが新たな事業の芽生えにつながると幸いです。

セミナー対象者

 バイオディーゼルへ興味を抱く企業さま、団体さま(技術開発、製造、利用、ライセンス導入、投資、CSR などで)

セミナーで得られる知識

 ・実用されているバイオディーゼル燃料の製造、利用に関する知識
 ・実用が期待される新しいバイオディーゼル燃料の製造に関する知識

プログラム

                ※ 適宜休憩が入ります。
1. 講師自己紹介(研究歴の説明)
  
2. カーボンニュートラルへの挑戦

 2.1 温室効果ガス蓄積の将来予想
 2.2 達成に向けた科学技術面の課題
  
3. 実用的なバイオディーゼル燃料(脂肪酸エステル)
 3.1 原料と製法
 3.2 求められる品質
 3.3 実用のための注意事項
 3.4 普及動向
  
4. 実用が期待されるバイオディーゼル燃料(炭化水素)
 4.1 実証レベルの新たな製法
 4.2 ラボレベルの新たな製法
  
5. 総括と質疑応答
  
  

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