化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年2月14日(月)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 畠山 賢一 氏 
 兵庫県立大学 名誉教授 / 工学研究科 特任教授, EMCプラザ代表

 
【講師経歴】
 昭和54年4月 日本電気㈱ 入社
 平成10年4月 姫路工業大学(現兵庫県立大学)工学部 助教授
 平成18年4月 兵庫県立大学大学院 工学研究科 教授
 平成30年3月 定年退職

【研究歴】
 電波吸収体、電磁遮へい材、透過材、電波暗室などの材料開発、設計法の研究

【所属学会】
 電子情報通信学会、電気学会、IEEE

【主な著書】
 ミリ波技術の基礎と応用(共著),リアライズ社(1998)
 電磁シールドの最新技術と材料(共著),シーエムシー出版(1998)
 環境電磁ノイズハンドブック(共著),朝倉書店(1999)
 情報通信機器のノイズイミュニティ(共著),コロナ社(2002)
 最新電波吸収体設計・応用技術(共編著)、シーエムシー出版(2008)
 初めて学ぶ電磁遮へい講座(共著)、科学技術出版(2013)
 ミリ波応用技術―アンテナ・回路・基板・材料―、(共著)S&T出版(2018)
 マイクロ波回路と電波伝搬(共著)、ふくろう出版(第2版,2020)
 最新ミリ波吸収、遮蔽、透過材の設計、実用化技術(監修)、シーエムシー出版(2020)

セミナーの趣旨

 本セミナーは、電波工学が専門ではないエンジニアの方々を対象とし、企画や設計などの業務の基礎とするために、電磁波の吸収、反射、透過現象の取り扱いに共通する事柄や考え方を学ぼうとする方々のために開設するものです。簡単な数学、電気回路を用いますがセミナーで説明しますので、事前の準備等は不要です。
 自動車レーダや5Gなどで重要性が増しているマイクロ波からミリ波帯における電波吸収体、遮へい材、透過材について、電波伝搬の基礎、設計の考え方、設計例を解説します。
 まず、電波伝搬の基礎事項である周波数、波長、波動インピーダンス、伝搬定数、境界面反射などについて説明します。
 次に、反射、透過、整合など吸収体、遮へい材、透過材に特有な電波伝搬現象を説明します。本セミナーではこれらの現象を2端子網電気回路の等価回路で簡単化して扱います。
 電波吸収体を作るためには損失材を用いますし、透過材を作るためには無損失材を用いなければなりません。本セミナーでは、損失材、無損失材をどのように用いれば吸収体や遮へい材、透過材として機能するかについて、既存の誘電体、導電材だけでなく人工誘電体を加えて解説します。
 続いて、電波吸収体、電磁遮へい材、透過材について、設計の考え方、設計例を紹介します。
 本セミナーでは理解を深めるために、誘電率、導電率、透磁率などの材料定数を設定し、境界面反射、電波吸収特性、斜め入射透過特性などを計算する例(エクセル)を紹介します(このプログラムはセミナー終了後配布します)。

セミナー対象者

 本セミナーは、電波工学が専門ではないエンジニアの方々を対象とし、マイクロ波からミリ波帯における電波吸収体、電磁遮へい材、透過材に共通する基礎的事柄、設計の考え方を学ぼうとする方々のために開設するものです。

セミナーで得られる知識

 ・電磁波吸収・遮へい・透過に必要な電波伝搬基礎・電波伝搬と伝送線路、等価回路・電波吸収体、電磁遮へい材、透過材設計の考え方・反射・吸収・透過などの現象の理解、整合手法・ミリ波電波吸収体の設計例・全透過条件、全透過構成の設計例・導電材板遮へい特性、近傍界遮へいの考え方

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.電波吸収体、電磁遮へい材、透過材概略
  
2.電波伝搬の基礎、および反射、透過、吸収

 2-1 電波伝搬の基礎
 2-2 半無限媒質の反射と透過シミュレーション
 2-3 伝送線路モデルと2端子回路
 2-4 電磁波の反射、透過と基礎行列
  
3.吸収体、遮へい材、透過材の構成材料
 3-1 誘電体、導電材、磁性材、および混合材
 3-2 人工誘電体
 3-3 層の基礎行列と等価回路
  
4.吸収体設計の考え方
 4-1 単層の吸収体
 4-2 2層の吸収体
 4-3 単層電波吸収特性のシミュレーション
  
5.透過材設計の考え方
 5-1 全透過条件とこれを満たす構成法
 5-2 単層構造の透過材
 5-3 多層構造の透過材
 5-4 透過材の斜め入射特性
 5-5 斜め入射特性のシミュレーション
  
6.電磁遮へい材設計の考え方
 6-1 電磁遮へいの基本的な手法
 6-2 導電材の表皮効果と遮へい特性
 6-3 遠方界と近傍界
  

  
  

関連図書

        機械・装置

関連セミナー/ウェビナー

        機械・エレクトロニクス・コンピュータ