化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年3月2日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 千野 直義 氏  CNコンサルティング事務所 所長

【講師略歴】
 1974年、富士フィルム㈱に入社。富士宮研究所勤務を経て、レントゲンフィルム部技術課に所属。多層スライドホッパー塗布方式の高速化、ハジキ、スジ対策などの塗布安定化を手掛ける。1984年、同社生産技術部小田原工場へ異動。ウェブテンションドダイ塗布方式による磁気テープの高速化を達成。さらに同方式による磁気テープの同時重層塗布方式を世界で初めて開発・生産。1989年、大河内技術賞、化学工学会賞受賞。
 2004年、同社を退社し山梨の塗布会社に入社。フラットパネル用製品の塗布におけるハジキ故障原因究明と対策に着手し、当初50%代の歩留まりを95%以上に向上させた。その他、膜厚精度の安定化、乾燥工程のパーティクル異常故障対策を手掛ける。
 2009年、同社を退社、品川に本社の会社に入社。塗布機2台塗布部仕様決定と導入、立ち上げ、自社塗布品生産と共に、受託コーティング事業推進。インモールド転写フィルムの転写不良故障対策を手掛け多額のコストを削減する。
 2013年、同社の非常勤顧問に就任する一方、CNコンサルティング事務所を設立。日本、中国、韓国、台湾、ドイツでの講演や塗布技術コンサルティングを行っている。

セミナーの趣旨

 機能性フィルムを高機能化と安価に生産するために、ウェットコーティングが多用されている。ウェットコーティングにおいて、塗布液が支持体に塗り付くためには濡れ性が重要であり、まずは表面張力について説明する。
 次に、塗布方式は塗布量、塗布速度、塗布液粘度により多くの方式が用いられているが、今回はダイ塗布方式、グラビヤ塗布方式、バー塗布方式及び、究極の薄層高速塗布方式であるウェブテンションドダイ塗布方式など5方式の特徴を解説するとともに、同時多層塗布方式についても紹介する。
 また、塗布品の品質として塗布の厚み精度が重要であるが、ダイ塗布方式による厚み変動要因について解説するとともに、ダイ、バー塗布方式における注目する特許について紹介したい。最後に、塗布故障として、ハジキ、パーティクル異常、塗布膜厚異常の現象と原因について解説する。塗布故障原因はさまざまであり、故障対策の進め方、考え方の一助にしてほしい。

セミナー対象者

 * 塗布全般の知識・技術を勉強したい技術者
 * 新規に塗布機を導入したい技術者、経営者
 * 現在の塗布方式から更に適切・効率的な塗布方式を探索している技術者
 * 塗布故障対策、コストダウンなどのコンサルタントを望まれている技術者・経営者

セミナーで得られる知識

 * 塗布の基礎知識
 * 塗布の基本操作・支配因子
 * 各種塗布方式(単層、重層)の特徴と塗布可能範囲
 * 薄層・高速塗布適性のあるウェブテンションドダイ方式の基本
 * ダイ塗布における幅方向膜厚分布の支配因子
 * ダイ及びバー塗布の特許技術
 * 塗布故障への考え方、対策の実例

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1、ウェットコーティングの基礎 
 ① 濡れ性と表面張力

2、塗布操作の基本 
 ① 計量 
 ② 塗布技術 特に高速塗布化 
  
3、単層塗布方式 
 ① 切り欠き円筒ドクター(コンマ)
 ② 連続供給エッジドクター(リップ゚)
 ③ リバースロール
 ④ リバースグラビヤ
 ⑤ ワイヤーバー
 ⑥ ダイ
 ⑦ ウェッブテンションドダイ(WTD)
  
4、同時多層塗布方式 
 ① スライドホッパー
 ② WTD 重層
  
5、ダイの膜厚分布因子 
 ① マニホールド圧力損失
 ② スロットキャップのばらつき
  
6、特許紹介 
 ① ダイ塗布
 ② バー塗布
  
7、塗布故障紹介 
 ① ハジキ
 ② 乾燥ゾーンのパーティクル異常
 ③ 塗布液温度の影響
  

  
  

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