化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2022年1月12日(水)10:30~17:00 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500 円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 若林 一民 氏  エーピーエスリサーチ 代表

【講師経歴】
 1967年、東京理科大学 理学部 応用化学科 卒業、ノガワケミカル入社。1967年~1970 年、通商産業省(現 経済産業省)工業技術院 東京工業試験所(産業技術総合研究所)に出向、高分子合成の研究に従事。
 その後、ノガワケミカルにて、新規接着剤の開発、技術サービス、販売、製造などの実務と管理・監督業務に携わる。2000年に代表取締役社長、2007年に取締役退任、接着・粘着・シーリングの技術コンサルタント事務所のエーピーエスリサーチを設立。
 日本接着学会 副会長、日本接着剤工業会 副会長などの要職歴任。
 「接着管理(上)(下)」(高分子刊行会)、「接着技術ノウハウ(基礎編)(応用編)」(日経BP社)など著書多数。

セミナーの趣旨

 あらゆる製品の軽量化ニーズに応えるために、軽量金属やプラスチックの使用でマルチマテリアル化が進んでいる。製品の組み立てにおいて、従来の接合方法では対応できないことが多く、接合面積で強度を出す接着(接着剤接合)が注目されている。
 本講座では、接着剤の正しい選び方、使い方および接着のトラブル処理事例と題して、第Ⅰ章 接着の基礎とメカニズム、第Ⅱ章 接着剤の正しい選び方、第Ⅲ章 接着剤の正しい使い方、について詳細に解説する。
 第Ⅰ章 接着の基礎とメカニズムでは、「何故接着するの?」の疑問に答える。第Ⅱ章 接着剤の正しい選び方では、日本の接着剤メーカー各社で製造されている 2~3 万品種の接着剤の中から必要とする接着剤を選び出すのは、並大抵でない。接着剤の選び方には一定のルールがある。このルールについて説明する。第Ⅲ章 接着剤の正しい使い方では、接着剤の塗布から接着の評価までの一連の作業について、詳細に説明する。具体的な項目は、被着材の表面処理、接着設計、接着の評価である。

セミナー対象者

 自動車、鉄道車両、電気・電子産業などのアセンブリー産業の接着・接合に携わる技術者および接着接合の導入を考えている技術者、その他接着に興味を持つ技術者

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

第Ⅰ章 接着の基礎とメカニズム
 1.1 接着の基礎
  1.1.1 接着・接着剤とは・接着の位置づけ
  1.1.2 接着の長所、短所
  1.1.3 接着剤の分類
   (1) 主成分による分類
   (2) 接着強さによる分類と接着剤の特性
   (3) 接着剤のコンセプトによる分類
   (4) 機能性接着剤の種類
   (5) 短時間接着剤
 1.2 接着のメカニズム
  1.2.1 接着理論の分解図
  1.2.2 ぬれと接触角
  1.2.3 接着の仕事
  1.2.4 溶解度パラメータとは
  1.2.5 接着界面の強さ
  1.2.6 金属結合と水素結合
  1.2.7 接着剤と被着材面の分子同士の結合
  1.2.8 二次結合(ファンデルワールス力)
  1.2.9 力学的な接着効果(アンカー効果)
  
第Ⅱ章 接着剤の正しい選び方
 2.1 接着剤選定の基準(ルール)
 2.2 被着材の性質を知る
  2.2.1 金属
  2.2.2 プラスチック
  2.2.3 ゴム(エラストマー)
  2.2.4 ガラス&セラミックス
  2.2.5 木材
 2.3 接着剤に望ましい性質は何か
 2.4 接着剤の使用方法は
 2.5 法規制を知る
 2.6 接着剤選定のためのチェックリスト
 2.7 接着剤の選定方法
 2.8 被着材からみた接着剤選定の早見表
  
第Ⅲ章 接着剤の正しい使い方
 3.1 被着材の性質と表面処理
  3.1.1 被着材の性質を知る
   (1) 金属
   (2) プラスチック
   (3) ガラス、セラミックス
   (4) 木材
  3.1.2 被着材の表面処理
   3.1.2.1 表面処理の目的
   3.1.2.2 被着材表面の異物
   3.1.2.3 表面処理の工法
   3.1.2.4 金属の表面処理
   3.1.2.5 プラスチックの表面処理
   3.1.2.6 プライマーによる表面処理
   3.1.2.7 ゴムの表面
   3.1.2.8 表面処理効果の判定
 3.2 接着作業
  3.2.1 接着作業のフローチャートと留意点
  3.2.2 接着接合のトラブル発生要因
  3.2.3 接着剤の塗布
  3.2.4 接着剤の固化・硬化
   (1) UVによる硬化
   (2) 高周波加熱による接着剤の硬化
   (3) マイクロ波加熱による接着剤の硬化
   (4) 超音波加熱による接着剤の硬化
 3.3 接着剤接合部の設計
  3.3.1 設計の基本
  3.3.2 応力の基本形
  3.3.3 接着接合部の形状と応力解析
  3.3.4 せん断試験片の変形と応力分布
  3.3.5 接着接合部の設計・重ね継ぎ(Lap joint)
  3.3.6 せん断接着強さに及ぼす重ね長さの影響
  3.3.7 スポットウェルドボンディング
  3.3.8 せん断およびはく離接着強さと接着層の厚さの関係
  3.3.9 重ね接合部の板厚さと重ね長さ、破壊荷重の相関性
  3.3.10 重ね合わせの長さと破壊強度の関係
  3.3.11 接合係数とせん断接着強さの関係
  3.3.12 接着剤のフィレット形成能
  3.3.13 接合部の形状:突き合わせ接合部(Butt joint)
  3.3.14 アングル接合にかかる応力の評価
  3.3.15 接着接合部の設計・設計上の注意
 3.4 接着の評価
  3.4.1 接着強さ試験方法
  3.4.2 標準的な接着試験片
  3.4.3 接着強さを低下させる要因
  3.4.4 接着剤の硬化物で測定される代表的特性
  3.4.5 接着・接着剤の信頼性評価
  3.4.6 耐久性試験一覧
  3.4.7 引張りせん断疲労試験
  3.4.8 くさび衝撃試験
  3.4.9 非破壊検査
  

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