化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年12月10日(金)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
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講 師

 佐野 茂 氏  バッテリーコンシェルジュ

【講師経歴】
 1972年 東工大 電気化学科卒。
 1973年 湯浅電池㈱ (現 GSユアサ)入社。蓄電池研究。
 1993年 リチウムイオン2次電池研究・開発・量試。
 2005年 JFCCにて「新規な電池理論」考案・出願。
 2007年 国プロ受託・計算化学による実証。
 2009年 東洋システム㈱ 電池評価担当。
 2016年 JFCC客員研究員・バッテリーコンシェルジュ。 電気化学>速度論>電池>鉛蓄電池・ LIB ・ LIP、電気化学会員所属
 新リチウムイオン二次電池 共著 2008年2月 ㈱情報機構発行

セミナーの趣旨

 昨今、自動車分野においては、2019年中国NEV規制に伴いEVの本格的普及が予測されており、EV用電池の動向が注目されている。
 本セミナーでは、EV用電池として実用化されているリチウムイオン2次電池及び次世代電池について、現状やそれぞれが抱える課題・今後の展望を、新しい電気化学的考察を加え解説する。また、様々な課題を解決し、更なる高性能化が期待できる新規な電池理論「片持ち論」(従来と異なり、負極カーボン中のリチウムイオンがカーボン壁のマイナスと引き合って安定に吸蔵される理論)及び「篩膜理論」(リチウムイオンは通過させるが、電解液分子は通過させない篩(ふるい)膜を用いる理論)について、その原理・考え方から可能性などについて解説する。さらに、正極高容量化として期待されている正極過剰容量について考察する。

セミナー対象者

 ・電池研究者・技術者
 ・自動車・自動車用部品技術者
 ・EV化で影響を受ける技術者
 ・次世代電池に関心のある研究者

セミナーで得られる知識

 ・現行リチウムイオン2次電池の抱える課題についての理解
 ・EV用次世代電池の開発動向および抱える課題についての理解
 ・新規な電池理論の基礎知識習得

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. リチウムイオン2次電池が抱える課題
 1) SEI(固体電解質界面)と電池劣化
 2) 突然死及びデンドライトショート
 3) 電気化学的考察
  
2. 次世代電池の現状及び抱える課題
 1) EV用リチウムイオン電池の見通し
 2) EV用次世代電池の開発状況
 3) 次世代電極材料の課題
 4) 全固体電池について
 5) 定置用各種電池の適性比較
  
3. 新規な電池理論「片持ち論+篩(ふるい)膜」
 1) 現行理論の矛盾/両持ち論・クラスター論
 2) 新規な電池理論
 3) 計算化学による片持ち論の立証(国プロ成果)
 4) 先端孔・篩膜の存在の立証
 5) 「片持ち論・篩(ふるい)膜」の考察
  
4. 電気化学計測と電池特性の矛盾 =電池技術者は計測を信頼しない=
 1) 平均・代表値計測と特異現象
 2) n数分割と電位不均一性導入
 3) 交流楕円測定
  
5. 正極過剰容量についての一提案
 1) 細孔へのイオン貯蔵
 2) 正極過剰容量への転用
 3) 正極過剰容量実現への提案
  

  
  

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