* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2021年12月21日(火)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
兼橋 真二氏 東京農工大学 大学院 工学研究院 応用化学部門 准教授
2006年~2009年 ㈱クラレ 新事業開発本部 研究開発部員
2009年~2012年 明治大学 専任助手
2012年~2014年 日本学術振興会 特別研究員
2012年~2015年 豪メルボルン大学 訪問/博士研究員
2015年~2020年 東京農工大学 助教
2020年~現在 東京農工大学 准教授
2020年~現在 日本工学アカデミー正会員
【所属学会】
化学工学会、日本エネルギー学会、触媒学会、石油学科、粉体工学会
【研究歴】
国内外において高分子系分離膜の基礎から応用研究に取り組み、また企業での分離膜製品開発に従事
【所属学会】
高分子学会、繊維学会、日本膜学会等
【著 書】
第5章 ポリイミド透過膜・分離膜、新訂 最新ポリイミド 基礎と応用、NTS出版、365-376 (2010)
Gas and vapor transport in membranes (Chapter 14)、Membrane Characterization, N. Hilal, F. Ismail, T. Matsuura Eds., Elsevier, 309-336 (2017).
未利用天然資源由来のバイオマスプラスチックの合成とその特性、期待される応用、生分解, バイオマスプラスチックの開発と応用, 技術情報協会, 318-326 (2020).
セミナーの趣旨
2050年の脱炭素社会の実現に向け、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの大幅削減可能な技術確立が求められています。本セミナーでは、高分子膜分離技術の基礎から応用、また現状の課題、今後の展望について紹介し、この膜分離技術の適用が期待される二酸化炭素回収貯留技術または有効利用技術について、詳しく解説します。
セミナー対象者
・サーキュラーエコノミー関連に携わる方
・地球温暖化対策における二酸化炭素回収技術に興味のある方
・高分子材料における気体の透過・分離・バリアに興味のある方
・高分子ハイブリッド材料を用いた分離材料に興味のある方
・高分子機能材料の研究開発者
・環境事業に携わる研究開発者および企画担当者
・新規事業探索に携わる研究開発者および企画担当者
セミナーで得られる知識
・最近のCO2削減に関する国内外の動向
・高分子材料による膜分離技術の基礎知識
・分離膜の物性評価・分離性能評価方法
・高分子材料、高分子ハイブリッド材料を用いた分離膜の研究開発動向
・高分子分離膜による二酸化炭素回収貯留(CCS)あるいは有効利用技術(CCUS)技術の現状と動向
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.二酸化炭素回収貯留・有効利用技術の概況
1.1 二酸化炭素回収貯留(CCS)、有効利用技術(CCUS)
1.2 二酸化炭素回収技術
1.3 膜分離法による主な二酸化炭素回収分野
1.4 国内外のCCSの現状と動向
1.5 今後の動向
2.高分子膜による透過・分離メカニズム・性能・評価
2.1 膜の構造と種類
2.2 膜の透過機構
2.3 透過係数と分離係数
2.4 気体透過・分離性能評価方法
2.5 さまざまな高分子の分離性能
2.6 高分子分離膜の研究開発動向
2.7 高分子分離膜の課題と対策
2.8 高分子ハイブリッド分離膜(Mixed Matrix Membrane)
2.9 実ガスに含まれる不純物の影響
3. まとめ