化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年12月1日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

京谷 智裕 氏
三菱ケミカル㈱ 福岡研究所 無機機能材料研究室
グループマネジャー 主席研究員(高度専門職)

【講師経歴】
 1999年 山梨大学大学院 工学研究科 博士後期課程修了 博士(工学)の学位取得
 1999年 学校法人 重里学園 日本分析化学専門学校 専任講師
 2000年 科学技術振興事業団 科学技術特別研究員(山梨県 環境科学研究所)
 2003年 ㈱物産ナノテク研究所 入社
 2008年 三菱ケミカル㈱ 入社、現在に至る

【専 門】
 化学工学、ゼオライト膜、分析化学

【活 動】
 2017年 北九州市立大学大学院 国際環境工学研究科 非常勤講師
 現在、国際学術雑誌”membranes”のSpecial Issue Edit

セミナーの趣旨

 有機溶剤の脱水技術として実用化されているLTA型ゼオライト膜について、その合成方法、脱水プロセス設計、並びに水と有機溶媒の分離機構について解説する。

セミナー対象者

 有機溶剤の脱水プロセスに関心のある化学系/エンジニアリング系企業の研究者、技術者

セミナーで得られる知識

 ゼオライト膜と膜分離工学の基礎、X線や電子顕微鏡による構造解析の考え方、ゼオライト膜における脱水機能と劣化機構、膜を使ったプロセス設計の基礎

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. 概論
 1.1 ゼオライト膜とは
 1.2 ゼオライト膜の歴史
 1.3 ゼオライト膜の適用事例
  
2. ゼオライト膜の合成
 2.1 支持体
 2.2 合成液と合成技術
 2.3 有機溶剤脱水用に使用されるゼオライト膜の種類(LTA,CHA,FAU等)
  
3. 有機溶媒の脱水プロセス
 3.1 浸透気化分離(PV)
 3.2 蒸気透過分離(VP)
 3.3 モジュール
 3.4 他の膜や分離プロセスとの比較
  
4. ゼオライト膜の構造解析手法
 4.1 X線分析法(平行ビームXRDとGIXRD,X線吸収分析)
 4.2 FTIR-ATR法
 4.3 電子顕微鏡(FIB,TEM,SEM)
  
5. 微細構造と脱水機能(LTA膜での事例を中心に)
 5.1 膜の構成要素(結晶、粒界、アモルファス)と成長機構
 5.2 膜の緻密さと水選択性
 5.3 膜と支持体界面
 5.4 支持体内部に詰まった物質
 5.5 クリアーソリューションで成膜された膜の多様性
 5.6 結晶の格子定数
 5.7 水が膜を通過する間に生じる結晶構造変化
 5.8 水とアルコールの分離機構

  

関連図書

        材料・合成技術

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