* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
* 受講の受付を終了しました。
開催日時:2021年11月4日(木)10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
菅原 秀一 氏 泉化研 代表
【講師経歴】
1972 東北大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻
~2000 呉羽化学工業(現 ㈱クレハ) 機能樹脂部・技術担当部長
~2005 三井物産㈱ 本店無機化学本部PM ナノテク事業企画部門PM この間、リチウムイオン電池関係の新規会社設立FSほか
~2010 ENAX㈱ 米澤研究所 先端技術室PM この間、2006~2010 NEDO系統連係蓄電システム研究PM 北陸電力㈱/ENAX㈱共同研究所PM/プロジェクト・マネージャーFS/フィジビリティースタダー
セミナーの趣旨
2021年4月コロナ禍のただ中で、自動車の動力エネルギー状況は、慌ただしく変化しつつある。実際にどこまで出来るか、技術と市場が追いつくかは別として、ガソリン車全廃、脱炭素へなだれ込んだ。2020~2021年、EVの生産・販売は驚異的に伸び、更なるアップの為のEV用リチウムイオン電池増産の計画が進められている。
その中でトヨタとホンダが燃料電池車FCVの2020年モデルを発表した。トヨタMIRA、ホンダCLARITY共に、走行距離は750Km(WLTC)であり、大型のEVでも600Kmレベルであることと比較すると、FCVのポテンシャルの高さが伺える。
本セミナーにおいては、燃料電池の基本特性と動作を踏まえて、FCの自動車の動力源としての特徴を、ガソリン車、EVなど電動自動車との比較の上で解説したい。FCV、EV、PHVとHVと並べて見ると、判った様で解らない。燃料電池もリチウムイオン電池も太陽電池も、「電池」ではあるが、この辺が料電池を分かり難くしている原因であり、燃料電池=動く発電所であり「電池」ではない。
また解説的ではあるが、水素エネルギーシステムと燃料電池の動作特性。最近のリチウムイオン電池(セル)のエネルギー特性とパワー特性。製品規格、安全性と3R(リサイクルほか)の問題も取り上げ、総合的な技術情報をお話したい。
セミナー対象者
特に限定はないが、燃料電池車は単に自動車だけではなく、社会のエネルギーシステムとの連系も深く、脱炭素の動向や関係するビジネスマンの参加を期待したい。
セミナーで得られる知識
知識と言うよりは、水素エネルギーシステムと燃料電池車を介して、エネルギーのサイエンスとテクノロ
ジーを学んで頂きたい。この理解はご自身の担当する業務の展開に有用であろう。
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
2. FCV(燃料電池車)、EV、PHVとHVの整合性
3. 自動車の燃費と電費(試算と比較)
4. 発電デバイス(燃料電池)
5. 蓄電デバイス(二次電池)
HV、PHV用蓄電デバイス、EV用蓄電デバイス
6. デバイスのエネルギーとパワー
リチウムイオン電池、燃料電池、キャパシタと併用システム
7. 蓄電デバイスの規格と安全性
8. 電動自動車の安全性規格
9. 電力システムとの整合
EV2Hと4R、電力系統連系
10. 社会システムとの整合
回収、リサイクルなど3R政策