化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年12月2日(木)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
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講 師

 小玉 聡 氏  東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 関口研究室 助教

【講師経歴】
 2004年 東京工業大学大学院 化学工学専攻 博士課程修了 博士(工学)
 2004年~2011年 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE) 研究員
 2011年~ 国立大学法人 東京工業大学 物質理工学院 助教 現在に至る

【研究歴】
 CO2分離回収技術(化学吸収プロセス、炭酸塩固定化プロセス、膜分離プロセス)の開発やプロセス検討。
 近年は、固体吸収剤の開発や石炭火力発電所の発電効率へのCCSプロセスの影響評価、CO2膜分離プロセスの最適運転条件とコスト評価の検討に関する研究などを実施

【所属学会】
 化学工学会

【著 書】
 CCS のための化学吸収法について, 小玉聡, 後藤和也, 「CO2削減,省エネに関する新技術,採用事例,規制対応」, 技術情報協会, ISBN 978-4-86104-671-1, 42-53, 2017年 8月.

セミナーの趣旨

 本セミナーでは、CO2分離回収技術を中心としてプロセス評価及びコスト検討方法の基礎について解説します。物質収支やエネルギー収支の計算方法の基礎、熱交換器の所要伝熱面積の計算、コンプレッサーの所要動力などを、数値解析ソフト(Octave)やプロセスシミュレータ(COCO)を用いた実際の計算例とともに解説します。さらに、目的の排出源に適したCO2分離回収技術の選定やプロセス改良を行うための基礎となるコスト計算法の基礎について解説します。

セミナー対象者

 CO2分離回収技術の概略を述べた後に、特に化学吸収法、膜分離法のプロセス検討を行おうとされる方向けに、簡単な計算の実例を交えて計算方法を解説します。また、プラントのコスト計算の方法についても、その簡易的な算出方法とともに解説します。

セミナーで得られる知識

 CO2分離回収技術の分離手法、各分離手法の原理と特徴、プロセス計算の基礎、コスト計算の考え方

プログラム

             ※ 適宜休憩が入ります。
1. CO2分離回収技術の概要 
 1.1 背景
 1.2 CO2排出源とCO2分離技術
  
2. CO2分離技術の詳細 
 2.1 吸収液法
 2.2 吸着剤法
 2.3 膜分離法
 2.4 その他の方法
  
3. プロセス計算の基礎 
 3.1 物質収支の考え方
 3.2 エネルギー収支の考え方
 3.3 計算の実施例
  
4. コスト計算の基礎 
 4.1 用語の解説
 4.2 コスト計算の前提条件
 4.3 膜分離プロセスを例としたコスト計算の例
  
5. まとめ
  
  

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