化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年9月6日(月)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 秦 隆志 氏
 高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 教授

【講師経歴】
 2000年3月 徳島大学大学院 工学研究科 博士後期課程 物質工学専攻修了 博士(工学)
 2000年4月 徳島大学 サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(中核的研究機関研究員)
 2001年4月 高知工業高等専門学校 物質工学科 助手
 2020年4月 高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 教授

【活 動】
 ・第4回 地域産業支援プログラム表彰(イノベーションネットアワード 2015)文部科学大臣賞 受賞
 ・FOOMA JAPAN 2019(2019 国際食品工業展)アカデミックプラザAP賞(グランプリ)受賞「食品分野に生かせるファインバブル技術 !」

セミナーの趣旨

 近年、マイクロバブル・ナノバブル(総称してファインバブル)と呼ばれる100μm未満の微細気泡がmmサイズ等の気泡とは異なり、産業的利用性が高い特性を示すことが分かってきました。これらの特徴と水と気体だけを原料とする汎用性・利便性から、ファインバブルは農水産業や環境改善、洗浄、食品加工、医療などをはじめ、多岐に渡った産業展開の可能性を秘めています。
 ファインバブルのこれまでに分かっている特性やその作製方式、また実際の産業的利用事例、その問題点等を紹介し、このファインバブル技術について広く知っていただき、参加者の皆様の産業的利用に対しお手伝いができればと思っています。

セミナー対象者

 ファインバブルにご興味がある方々

セミナーで得られる知識

 ・ファインバブルの基本的知識
 ・各種ファインバブル発生方式のしくみ
 ・特徴と導入時の選定法
 ・各種産業応用やその際の使い方のポイントなど

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.ファインバブルとは ?
 1)ミリバブル・マイクロバブル・ウルトラファインバブル(ナノバブル)について
 2)ファインバブルの特性・挙動・機能について
  ・ファインバブルの基本的な物理・化学的特性について
  ・液中のバブル挙動(発生・合一・消滅・圧壊等)
  ・収縮とそれに伴う溶存酸素の向上
  ・バブルが有するζ電位
  ・バブルの存在時間・期間
  ・バブルの安定化~阻害要因、安定性に寄与する条件・物質など~
  ・封入内包気体種を変えた場合は ?
  ・バブル水の表面張力
  ・超音波との併用によるラジカル発生
  ・バブルの殺菌作用とそのメカニズム
  ・生体への影響は ? – 考えられるバブルの生理活性作用とそのメカニズム
  ・その他考えられる機能・効果について
  
2.ファインバブルの発生原理と作製方法
 1)発生方法の種類・原理と長所・短所
 2)加圧溶解方法
 3)エジェクター方法
 4)気液剪断方法
 5)その他の方法
 6)発生器を自分で作製・調整するためのノウハウ
  
3.ファインバブルの測定評価法
 1)粒子径の測定評価法
 2)粒子数(バブル濃度)の測定評価法
 3)ウルトラファインバブル(ナノバブル)の評価
 4)実作業の場での評価~より簡便・安価に評価する方法について~
 Topic)不純物とウルトラファインバブルの識別した評価手法について
  
4.産業的な使用事例
 1)農産業
  ・植物の生育・成長促進への影響・洗浄・付着菌への影響等
 2)水産業
  ・酸欠防止・成長促進への影響・輸送技術
 3)一般・工業洗浄(実例を踏まえた洗浄メカニズムも含みます)
 4)食品加工
  

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        材料・合成技術

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