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〜 膜分離への応用事例と分離性能 〜

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年8月26日(木)13:30~16:30 
       受 講 料:49,500円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 44,000 円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 田中 俊輔 氏  関西大学 環境都市工学部 エネルギー・環境工学科 教授 博士(工学)

【講師経歴】
 2005年 大阪大学大学院 基礎工学研究科 博士(工学)取得
 2005年 日本学術振興会 特別研究員 PD
 2007年 関西大学 エネルギー・環境工学科 助教
 2012年 関西大学 エネルギー・環境工学科 准教授
 2014年 Vrije Universiteit Brussel 客員研究員(〜2015 年)
 2019年 関西大学 エネルギー・環境工学科 教授(〜現在に至る)

【活 動】
 2011年 化学工学会・研究奨励賞
 2017年 日本吸着学会・奨励賞
 2018年 日本膜学会・奨励賞
 2019年 矢崎学術奨励賞

【著 書】
 「PCP/MOFおよび各種多孔質材料の作り方,使い方,評価解析」分担執筆、「ポーラスカーボン材料の合成と応用」分担執筆
 「Metal Organic Frameworks for Biomedical Applications」分担執筆
 「二酸化炭素・水素分離膜の開発と応用」分担執筆
 「ナノ空間材料ハンドブック」分担執筆

セミナーの趣旨

 結晶性多孔質材料の一種である金属有機構造体(MOF)は、分離、貯蔵、触媒反応をはじめとして広範な研究分野を創出しながら進展している。MOFは高い規則構造と均一な細孔をもつため、結晶間に空隙が存在しない(緻密な)膜を作製すれば分子ふるい作用による膜分離が期待できる。本講演では MOFの合成や特徴を述べ、吸着や膜分離としての応用について今後の見通しを含めて解説する。

セミナー対象者

 ・金属有機構造体(MOF)の合成と基本物性を把握したい方
 ・これからMOFの研究を始める方、初めてみたがその合成に困っている方
 ・MOFを用いて何か応用展開を考えている方、用途展開の問題を解決したい方、その他本分野に感心のある方であればどなたでも

セミナーで得られる知識

 ・ナノ空間材料(MOF、ゼオライト、メソポーラス物質)の合成と基本物性の把握
 ・応用例(吸着分離、膜分離)の把握
 ・国内外の開発状況の把握
 ・吸着の基本原理と測定方法の習得
 ・膜分離の基本原理と測定方法の習得

プログラム

              ※ 適宜休憩が入ります。
1. MOF概要 
 1.1 MOFの特徴
 1.2 MOFとゼオライトとの比較
 1.3 MOFのコスト
 1.4 開発状況・世界情勢
  
2. MOFの合成方法と評価方法 
 2.1 基本的な設計指針と合成方法の課題
 2.2 様々な各種合成方法
 2.3 MOFの合成・評価サイクル
  
3. MOF吸着剤 
 3.1 MOFの構造柔軟性と吸着特性
 3.2 吸着・分離性能の予測
 3.3 MOF吸着剤の応用事例と分離性能
  
4. MOF分離膜 
 4.1 膜分離と無機系分離膜の開発状況
 4.2 MOF製膜の留意点
 4.3 様々な製膜方法
 4.4 MOF膜の応用事例と分離性能
  
5. まとめ(実用化に向けて)
  
   

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        材料・合成技術

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