海外イベントで繰り広げられる次世代ディスプレーの開発競争とサプライチェーンの変化
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:1日目:2021年7月14日(水)13:30~15:30
2日目:2021年7月21日(水)13:30~15:30
3日目:2021年7月29日(木)13:30~15:30
4日目:2021年8月5日(木)13:30~15:30
5日目:2021年8月19日(木)13:30~15:30
6日目:2021年9月2日(木)13:30~15:30
7日目:2021年9月9日(木)13:30~15:30
8日目:2021年9月22日(水)13:00~17:00(4Hr)
受 講 料:全日(8コマ) 88,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 79,200円(税込)
各1コマ 16,500円(税込)
*メルマガ登録者 14,850円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
北原 洋明 氏 テック・アンド・ビズ㈱ 代表取締役
【講師経歴】
2006年12月より、テック・アンド・ビズ㈱を立ち上げ、ディスプレー、LED、太陽電池、半導体などの電子デバイス関連の情報サービス活動、ビジネスマッチング等の活動を行っている。製造拠点および巨大な市場であるアジア各地の現地での生情報を重視し、日系企業の海外ビジネス展開をサポートしている。中国光学光電子行業協会液晶分会顧問、中国深圳ディスプレー協会専家顧問を務め、その他の中国・台湾・韓国の業界組織とも連携をとりながら日系企業の現地での活動支援、セミナー・展示会などのイベント開催、企業訪問アレンジ等も行っている。
背景となる経歴は、
1978~1988年;日電アネルバ(現キヤノンアネルバ)にて主に半導体用スパッタ装置のプロセス開発に従事。顧客へのセールス活動、装置納入後のプロセス立ち上げ・プロセスサポートまでカバー。
1988~2000年;日本アイ・ビー・エムにて、TFT液晶パネルのプロセス開発および生産技術を担当。この間,第1世代から第3世代の液晶製造ラインの導入・立ち上げおよび次世代ラインの検討に携わる。
2001~2006年;同社にて、高精細ディスプレーのマーケティング、ディスプレー関連のソリューションビジネスに携わる。
セミナーの企画趣旨
世界各地で開催されているディスプレー展示会や会議では、液晶や有機 EL の次に来る次世代ディスプレーに対するホットな開発競争が繰り広げられている。コロナ禍でのオンライン開催では、国際会議はむしろ時間と空間の制限から解放され多くの情報を手にすることが可能になった。更に中国や台湾などでリアル開催されている展示会ではアバタ参観の手法で最新技術や製品の展示を見ることができる。長年ディスプレー産業に携わってきたネットワークを活かし、オンラインでの情報収集で得られた最新のディスプレー動向を、様々な次世代ディスプレー技術をテーマにして日本のディスプレー産業に関わる方々と共有し、ポストコロナに向けた方向を探っていく。
本講座では、講師からの一方的な講演ではなく、業界の皆様の疑問に答える形で進める為に、講師による 1 時間の概要講義を行い、後半を聴講者からの質問時間として、イベント現地で仕入れた生のデーターなどを示しながらより具体的な状況をお伝えする。
セミナー対象者
ディスプレーに関わる技術、マーケティング、営業、企画および経営者
セミナーで得られる知識
次世代ディスプレー開発の最前線の情報、海外企業の動向、ディスプレーのサプライチェーンの最新状況、他
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1日目 台湾 LED編:Touch Taiwanで見えたLEDとディスプレーの融合
2日目 中国 LED編:各地で乱立するイベントがマイクロLED実用化を加速
3日目 国際会議編:SID対ICDTで見比べるディスプレー技術の進捗
4日目 OLED編:韓国対中国の勝負に持ち込まれたフレキシブルOLED
5日目 ARVR編:空中映像のカギを握るマイクロディスプレー
6日目 QD編:Cdフリー化と低コスト化が進む QD の新たな展開
7日目 番外編:スマホから脱炭素に戦略を切り替えたHuaweiの行方
8日目 総集編:技術と産業の全体動向、各回で出た質問の補足、2020年代の方向
※ 講義形式:1 時間講演(問題提起)+1 時間 Q&A。視聴者の疑問に現地の生情報でお答えします
ウェビナ開催詳細
1日目 台湾 LED編:Touch Taiwanで見えたLEDとディスプレーの融合
Micro LEDでリードする台湾の技術と戦略
Appleが頼るMini LEDバックライトのサプライチェーン
ハイパフォーマンスを追求するゲーミング用ディスプレー
2日目 中国 LED編:各地で乱立するLEDイベントがマイクロ LED を加速する
LCDとOLEDの次を睨んでホットな競争を繰り広げる中国各地のイベント
既にあるLEDサプライチェーンを武器にMicro LEDに突き進む中国
Mini LEDバックライトでもLCD生産トップの優位性を活かす
3日目 国際会議編:SID対ICDTで見比べるディスプレー技術の進捗
両イベントの見所を紹介:フレキシブル OLED、HDR、マイクロ LED、QD、等
イベント形態は同じでも中身は異なる東西の国際会議
オンラインとリアルで見比べるイベントの意義
4日目 OLED編:韓国対中国の勝負に持ち込まれたフレキシブルOLED
三つ折りスマホの成否を握るカバーガラス
中国で着実に構築が進むサプライチェーン
大型OLED-TVでリードをもくろむ韓国の勝算
5日目 ARVR編:空中映像のカギを握るマイクロディスプレー
バーチャルの世界を創り出すARVRセットとデバイスの特徴
実用化が始まったマイクロOLEDの次を狙うマイクロLEDの競争
マイクロOLEDでも既に爆投資が始まった中国
6日目 QD編:Cdフリー化と低コスト化が進むQDの新たな展開
Appleの採用で左右される蛍光シートと新型QDシートの駆け引き
QD-OLEDおよびQLEDの実現のカギをにぎるインクジェット技術
研究者が急増する自発光QLEDデバイス開発の行方
7日目 番外編:スマホから脱炭素に戦略を切り替えたHuaweiの行方
スマホの失速で新たなビジネスチャンスを狙うHuawei
Huawei の自動運転EVカーの中身
脱炭素に積極的に取り組むHuaweiの戦略
8日目 総集編
全体のまとめ:技術と産業の全体動向
各回で出た質問の補足
ディスプレー技術と産業が目指す2020年代の方向
参考情報:直近のWEBニュース
● 第2段階に入ったマイクロ LED、Touch Taiwan 2021 で AUO/Innolux/Playnitrideが競演
北原洋明、マイナビニュース、2021.4.27、https://news.mynavi.jp/article/20210427-1879410/
● 台湾LED連合「ENNOSTAR」が Touch Taiwan 2021で全貌を現す
北原洋明、マイナビニュース、2021.4.28、https://news.mynavi.jp/article/20210428-1880103/
● 有機ELで韓国勢に中国勢が猛追、巻き取り型や折り畳み型も(SID2021 Report)
北原洋明、日経 xTECH、2021.5.21 投稿、https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/event/18/00109/00001/
● マイクロLED本格化へ着実に進歩、実装上の課題で現実的な議論も(SID2021 Report)
北原洋明、日経 xTECH、2021.5.22 投稿、https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/event/18/00109/00002/
●BOEが55型QLEDを開発、SIDオンラインとICDTリアル展示で見比べる
北原洋明、マイナビニュース、2021.6.3、https://news.mynavi.jp/article/20210603-1898336/