* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2021年8月24日(火)13:30~16:30
受 講 料:49,500円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 44,000 円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
森分 博紀 氏
財団法人 ファインセラミックスセンター ナノ構造研究所
計算材料グループ グループ長
2001年 博士(工学) 京都大学
1988年 松下電器産業入社
2006年 財団法人 ファインセラミックスセンター入所 主任研究員
2009年 同 ナノ構造研究所 ナノシミュレーション部 部長代行
2011年 同 主席研究員
2011年 同 ナノ構造研究所 ナノシミュレーションG グループ長
2012年 同 ナノ構造研究所 計算材料グループ グループ長
松下電器産業にて電子材料材料研究,材料開発,電子部品開発に従事した後に,社命により京都大学に留学し,第一原理計算研究に従事.
2001年 博士学位取得後,第一原理計算チームを創設のチームリーダーに就任.
2006年 財団法人 ファインセラミックスセンター入所し計算材料グループを創設しグループ長に就任.マテリアルズインフォマティクスの国家プロジェクトであるMI2I,革新型Liイオン電池国家プロジェクトRISING2など数多くの国家プロジェクトに参画し第一原理計算担当として活躍.現在に至る.
【外部委員、客員教授等】
室蘭工業大学 非常勤講師(平成12年度)
関西学院大学 非常勤講師(平成15年度)
DV-Xα研究協会 常任幹事(平成15年度~平成25年度)
関西学院大学 理工学研究員(平成15年度~20年度)
京都大学 共同研究員(平成20年度~継続中)
日本物理学会 領域10 誘電体分科運営委員(平成22年度)
日本セラミックス協会,「セラミックス誌」編集委員(平成22年度~平成27年度)
日本セラミックス協会,日本セラミックス協会 電子材料部会 役員(平成25年度~継続中)
日本セラミックス協会,論文誌電子材料特集ゲストエディター(平成27年度)
物質・材料研究機構(NIMS)オープンラボ研究員(平成27年度~平成28年度)
物質・材料研究機構(NIMS)招聘研究員(平成29年度~令和1)
NEDO 調査事業:機能性材料WG 委員(平成27年度)
日本セラミックス協会,「セラミックス誌」編集副委員長(平成29年度)
日本セラミックス協会,「セラミックス誌」編集委員長(平成30年度)
日本セラミックス協会 理事(編集委員長)(平成30年度)
日本セラミックス協会,行事企画委員会 委員(平成29年度~平成30年度)
日本セラミックス協会,「学術論文誌 Journal of the Ceramic Society of Japan」論文誌編集委員(平成31年度~)
大阪大学 招聘研究員(平成31年度~継続中)
セミナー概要
企業(Panasonic)における材料研究・第一原理計算による材料研究から製品設計,量産化,数値解析グループ長を務めた経験を有する講演者が,自身の経験に基づき,企業での電子材料研究(電池材料,誘電体材料等)に使える第一原理計算・マテリアルズインフォマティクスを基礎から応用まで講義致します.また,企業研究への第一原理計算・マテリアルズインフォマティクス応用研究成功のためのノウハウをお伝えします.
セミナー対象者
・企業において第一原理計算・マテリアルズインフォマティクス研究グループ立ち上げをお考えの方
・第一原理計算・マテリアルズインフォマティクスの活用をお考えの技術者・研究者・経営者
・企業・研究機関にて電池材料研究に従事する技術者・研究者
・第一原理計算・マテリアルズインフォマティクスに関する知識・情報を収集したい技術者・研究者
セミナーで得られる知識
・第一原理計算・マテリアルズインフォマティクスの基礎・理論・第一原理計算・マテリアルズインフォマティクスの電池研究への応用
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. 第一原理計算
1.1 第一原理計算とは
1.2 第一原理計算で何ができるか?
1.3 計算環境の例
1.4 計算スキーム
2. 計算理論・計算手法
2.1 波動方程式を解くために
2.2 Born-Oppenheimer(断熱)近似
2.3 分子の電子状態計算手法
2.4 密度汎関数法
2.5 Kohn-Sham方程式
2.6 一電子(平均場)近似
2.7 局所密度近似(LDA)
2.8 一般化密度勾配近似(GGA)
2.9 波動関数をどう表現するか
2.10 領域の分割
2.11 平面波基底
2.12 擬ポテンシャル法とフルポテンシャル法
3. 第一原理計算を実施する環境整備
3.1 どんな計算機を用意すべきか
3.2 PCクラスター
4. 第一原理計算応用例
4.1 どんな計算機を用意すべきか
4.2 企業における実用的な第一原理計算
4.3 成功する企業における第一原理計算導入例と失敗する第一原理計算導入例
5. マテリアルズインフォマティクス
5.1 マテリアルズインフォマティクスとは?
5.2 マテリアルズインフォマティクスの問題点
5.3 企業における実用的なマテリアルズインフォマティクス
6.Q&A