化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年8月25日(水)13:30~15:00
       受 講 料:22,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 19,800 円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 冬室 誠 氏  日本オイルエンジニアリング㈱ 社長特別補佐 施設技術部担当

【講師経歴】
 職歴としては1977年に日本オイルエンジニアリング㈱ 入社後は、原油・ガス生産プロセス及び環境/安全エンジニアとして、原油・ガス生産設備の設計、施工管理業務、研究開発、経済性評価及び環境/安全監査/温暖化対策等の研修・教育業務に従事し、約40年の業務経験を有する。2019年11月から社長補佐特別顧問施設技術部担当に就任し、部の戦略的な営業方針の基に技術アドバイザーとして部員技術者の指導にあたっている。
 本講義の主題と関連するCO2EORやCCS技術に関する調査案件を数多く実施し、技術動向に熟知し国内外で同技術セミナー及びワークショップを開催し、関連処理技術の業界及び産油国の国営石油開発公社にアドバイス的な指導を実施している。近年は海外の水素・アンモニア製造に伴うGHG削減のCCUS(CO2EOR/CCS)案件形成のための促進活動を実施している。

【所属学会】
 分離技術会

【出版書籍】
 ● 石油・ガス資源産業における分離技術、2011年(日本化学工学会―分離技術会出版)
 ● 在来型・非在来型随伴水処理設備の概要、2014年(CMCR社出版)
 ● 研究開発俯瞰報告書「環境・エネルギー分野―石油開発(2019年)(国立研究開発法人科学技術振興機構(JST))
 ● 研究開発俯瞰報告書「環境・エネルギー分野―石油開発(2020年)(国立研究開発法人科学技術振興機構(JST))

【国際会議講演】
 ●「天然ガスの不純物除去技術の概説」、札幌、2011年、SPE国際会議
 ●「石油産業における地球温暖化対策―CCS概論」、2013年、テヘラン、地球温暖化対策の国際会議、イラン環境庁主催
 ●「石油産業における温暖化削減計画」2017年テヘラン市、イラン石油省/JICA主

【国内講演】
 ●「随伴水処理設備技術とその動向」2013年
 ●「随伴水処理設備設計の考え方」2014年、2015年、2016年
 ●「シェールガス・オイルにおける水処理技術とマーケット」2014年
 ●「石油開発におけるEOR設備の技術と動向」、2013年、2014年
 ●「CO2EORとCCS技術動向と展望」2016年、2018年、2019年
 ●「FPSO/FLNG/CPFの設備・技術と最近の動向、2019年
 ●「流出油事故対応計画の手法と技術動向」、2020年
  

セミナーの趣旨

 バイデン政権の発足とともに2050年の「カーボンニュートラル」に向けて、CO2ゼロエミッション構想が各国で加速されている。我が国においても、意欲的な2030年46%削減、2050年はネットゼロ計画が打ち出されている。これを受けて、産業界では、化石燃料である火力発電所からの水素・アンモニア混焼によるCO2削減、や水素社会向けて産業界では、CO2削減実現化が急務である。一方、海外から化石燃料の輸入に依存している我が国は、安定供給のために海外の水素・アンモニア製造国に対して「ブルー化構想」のCO2回収技術の輸出等の海外市場が期待される。講義では各種CO2回収技術動向と回収後にCO2EORの技術の適用性を仔細しGHG削減対策として大きな効果が期待されるCCUS(CO2EOR→CCS)への展開について、概説する。

セミナー対象者

 CCUS(CO2EOR/CCS)や海外の水素・アンモニア製造の関心がある企業(プラントエンジニアリング企業、コンサルタント企業、石油開発企業、商社、銀行・損保企業)

セミナーで得られる知識

 地球温暖化対策のためにGHG(Green House Gas)削減が急務になっている。本講義では、大規模CO2処理対応技術の海外事例を概観し、以下の項目について、講義する。
 CO2回収技術の適用性の動向(火力発電所排ガス、産業プロセス排出CO2等)、各種CO2回収技術のコスト対応と適用性、CO2EOR技術の動向、CO2EORへの適用性および設備コスト分析(CO2回収・輸送・圧入)、CCSへの適用性および設備コスト分析(CO2回収・輸送・圧入・モニタリング)、プル―水素・アンモニア案件におけるCCUS対応と課題

プログラム

                   ※ 適宜休憩が入ります。

1.カーボンニュートラル構想
  
2.ブルー化CCUS(CCS/CO2EOR)とは
  
3.CO2回収技術の適用性とコスト等の課題
  
4.CO2EORの技術適用性

  ・ CO2EORとは
  ・ CO2EOR技術導入の歴史(米国)
  ・ CO2EORに適用される油・ガス田の特性
  ・ CO2EORの設備設計の考え方
  ・ CO2EORに必要な設備および設計手順
  ・ CO2EOR設備設計時の技術課題
  ・ CO2EOR設備のコスト分析
  ・ CO2EOR適用性への改善技術の動向
  ・ CO2EOR実施からCCSへの転換
  ・ CCSの技術動向
  ・ ブルー水素・アンモニア製造におけるCCS
  
5.CO2EOR・CCS技術展開のまとめ
  
質疑応答

  

 

関連図書

        材料・合成技術

関連セミナー/ウェビナー

        材 料