化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー・ニューエネルギーシリーズ第14回

       開催日時:2015年1月29日(木)13:00~16:50
       会  場:中央大学駿河台記念館 3F 350 会議室
            〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3-11-5

当日の様子

塚本 陽介 氏:各国の安全性試験規格の動向と認証の活用
tukamoto1tukamoto2
 
菅原 秀一 氏:UN・UL・JISの最新動向と輸送の実務対応
sugawara2sugawara1

 

セミナーの趣旨

◆ リチウムイオン電池(セル)の生産はますますグローバル化し、輸出入は拡大している。
◆ LIBの安全性試験に関する各種規格の改訂や運用変更が相次いで行われている。
◆ 現在、LiBに関連する多種多様な規格、規制が乱立しているがLIBの安全性評価に関する実務上の障害となり無用な混乱をもたらす状況がみられる。
◆ 本セミナーでは、グローバルに進行する安全性評価に基準作り、安全性試験の改訂動向およびJIS、UL、UNの互換性や整合性を図ろうとする動きを、最新情報をもとに解説する。
◆ とりわけ試験内容と試験方法の分かりにくさに関しては、技術解説を加え安全性試験の運用実務を学んでいただく。
 

プログラム

パンフレットPDF
 
1.各国の安全性試験規格の動向と認証の活用
講 師 テュフ ラインランド ジャパン(株) 製品部・電気製品課 プロジェクトエンジニア
塚本 陽介 氏
・ハイブリッド自動車の電池パック開発評価に3年間従事。
・その後、現職にて主にリチウムイオン電池セル・モジ ュール・パックの性能および安全性評価を実施。
・IEC,UN,JIS,UL等のさまざまな規格試験・認証を経験。またバッテリーラボラトリーでの品質管理、監査対応業務も担当。
プログラム 1. 認証業務の流れ
2. 各国の安全性試験規格の動向
3. 各国の規制および認証の活用
13:00~13:50
 (質疑含)
 
2.UN・UL・JISの最新動向と輸送の実務対応
講 師 泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏
・元)呉羽化学工業(株) 機能材料部技術担当部長
・三井物産(株) 無機化学本部プロジェクトマネージャー
・エナックス(株) 米澤研究所プロジェクトマネージャー
・NEDO系統連系蓄電池システム研究プロジェクトマネージャー
プログラム
 前半
第一部 安全性試験規格の概要
 1-1 電池事故の発生件数
 1-2 安全性試験の設定
 1-3 法規制、認証とガイドライン
 1-4 製品規格と測定規格
 1-5 各種規格の相互関係
 1-6 品質保証とPL
第二部 JIS規格と電安法(最近の運用変更)
 2-1 JISの経緯
 2-2 新JIS C 8715-1,-2
 2-3 新JIS C 8715-2の安全性要求事項
 2-4 電気用品安全法の最近の運用
14:00~15:20
 (質疑含)
プログラム
 後半
第三部 UL規格と製品認証システム
 3-1 ULの業務と役割
 3-2 電池と応用製品のUL
 3-3 UL1642 の改訂動向
 3-4 応用製品のUL規格
第四部 UN規格と電池輸送関係の実務
 4-1 UNの危険物輸送
 4-2 安全性試験T1~T8
 4-3 国内外の規制との整合性
 4-4 輸送実務と手順
15:30~16:50
 (質疑含)
 

 
 

会場へのアクセス

      〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3-11-5
      中央大学駿河台記念館 3F 350会議室