化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年8月2日(月)10:00~13:00 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600 円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 作田 敦 氏  大阪府立大学 大学院工学研究科 応用化学分野 准教授

【講師経歴】
 2008年〜2011年 大阪府立大学大学院 工学研究科物質・化学系専攻 博士後期課程
 2010年〜2011年 日本学術振興会 特別研究員 (DC2)
 2011年〜2012年 日本学術振興会 特別研究員 (PD)
 2012年〜2016年 産業技術総合研究所 研究員
 2016年~2017年 産業技術総合研究所 主任研究員
 2017年~2020年 大阪府立大学大学院 工学研究科 助教
 2020年~現在  同 准教授

【専門分野】
 次世代二次電池用材料(全固体電池、リチウム-硫黄電池)、無機材料化学

【受賞歴】
 日本セラミックス協会 21世紀記念個人冠賞(倉田元治賞)、日本セラミックス協会(2017年度)協会賞(進歩賞)、2019 年度電気化学会(進歩賞・佐野賞)、令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞

セミナーの趣旨

 全固体電池は、安全、長寿命、高エネルギー密度、高出力を特長とした次世代二次電池として期待されています。本セミナーでは、全固体電池の主要材料である固体電解質及び電極材料の基礎的な考え方について概説します。電極活物質や固体電解質開発に求められる要件、固体電解質の合成手法の例、固体同士の接触界面の構築、シート型全固体電池の試作などについて、硫化物系固体電解質を用いた全固体電池を中心に概説します。さらに、最新の研究トレンドについても解説します。

セミナー対象者

 全固体電池の研究開発を行っている研究者、化学・材料メーカーの研究者、新たに全固体電池研究に携わる方、全固体電池材料の概要調査を行いたい方

セミナーで得られる知識

 全固体電池の概要、固体電解質の基礎知識、電極-電解質界面の構築と保持の考え方

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.全固体リチウム二次電池の基礎とトレンド
 (1)リチウムイオン電池の基礎
 (2)全固体リチウム二次電池の構造
 (3)全固体電池の種類と特徴
 (4)全固体電池の開発状況と最新動向
  (a)硫化物型全固体電池
  (b)酸化物型全固体電池
  
2.全固体リチウム二次電池の主要材料の基礎とトレンド
 (1)固体電解質の種類と考え方
 (2)硫化物系固体電解質の合成法
 (3)全固体電池用正極材料の種類と考え方
  (a)4V級 酸化物系正極材料
  (b)2V級 硫黄系正極材料
 (4)全固体電池用負極材料の種類と考え方
  (a)炭素系負極材料
  (b)合金系負極材料
  (c)金属リチウム系負極材料
  (d)その他の負極材料
  
3.全固体電池における固体界面構築の考え方
 (1)電池の内部抵抗の解析
   (電気化学インピーダンス法)
 (2)電極–電解質間の電極反応の高速化
   (活物質のコーティング)
 (3)固体電解質の機械的特性
   ① 成形性 (焼結, ガラスの軟化融着, 常温加圧焼結)
 (4)固体電解質の機械的特性
   ② 弾性率測定 (超音波パルス法, 圧縮試験)
 (5)シート型全固体電池の試作
   (電極および固体電解質のシート化手法と注意点)
  

関連図書

        電池技術・市場

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