~ 急拡大する世界の電動車市場、日本自動車産業に求められるビジネスモデル再構築 ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2021年5月24日(月)10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
中條 博則 氏 共創企画 代表 (元・東芝)
【講師経歴】
1976年3月 信州大学 工学部 電子工学科卒業
1976年4月 ㈱東芝 入社以降、オーディオ機器電子回路設計、ビデオ商品企画、マルチメディア、 Player販売促進、光ディスク機器開発責任者を経て 2002年4月より2014年1月までセミコンダクター社カメラモジュール企画・開発に従事
2014年2月 共創企画開業 現在に至る。
【活 動】
2007年より携帯電話用カメラの技術書籍執筆開始(電子ジャーナル叢書)各年最新刊出版
【最新作】
「2017 車載カメラ徹底解説【改定版】」2017.05 ホンニナル出版刊
「WLO技術・応用・市場徹底解説」2017.09 ホンニナル出版刊
「2018 カメラモジュール徹底解説」2017.10 ホンニナル出版刊
セミナーの趣旨
2020年初頭から世界的に猛威を振るう新型コロナ、その影響により暗雲漂う世界の自動車産業。その打開に向けた欧米の解は「電動車普及促進」であった。その具現化の背景には10年前から本格的に取り組んできた「クリーンな再生可能エネルギー」発電量拡大、各種蓄電技術確立による効率的、無駄のない運用、その結果による低コスト化実現にあった。中国もクリーンエネルギーの構築を7年前から促進させ、欧米に先んじる4,5年前から電動車普及拡大に急激に舵を切った。これら、電動車の特長の一つに自動運転技術との親和性が高い点がある。高度な自動運転技術確立のためには、今まで以上に多くの「眼の機能」が必要になる。眼の機能を果たすカメラモジュールはスマホ用を中心に画素数、感度、機能を高め今やDSCを完全に置き換える存在となっている。そして「電動化・自動運転技術加速」により新たな巨大市場が本格的に立ち上がりつつあるのである。勿論、自動運転実現のためには、カメラ機能だけでなく、超音波、Radarなど他のセンサとのFusionが必須である。そして、これら「有視界自車位置認識」機能に加え、試験運用が始まっている人工衛星による全地球上の位置認識システムのコラボにより、自動車は好きな時に自在に運転でき、ある時は何もせず乗っているだけで目的地に到着する快適、快感、便利な移動体となるのである。
セミナー対象者
光学部品メーカー、樹脂メーカー、イメージセンサメーカー、車載カメラメーカー、車載用部品メーカー、自動車産業の開発担当、商品企画担当、営業担当
セミナーで得られる知識
自動運転の進捗状況、AIの動向、カメラが果たす安全機能の内容、車載イメージセンサ・カメラに要求される仕様と機能、車載用カメラレンズに要求される仕様と機能、車載用ディスプレイに要求される仕様と機能など
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1-1.アフターコロナに向け欧米、中国で電動車の本格普及始まる
1-2 電動化本格普及を支える欧米、中国の再生可能エネルギー普及拡大
1-3 膨大な自動車市場を電動車に置き換える新仕様Li二次電池、高密度搭載手法開発 1-4 世界で急拡大する超高速充電網、電動車普遍化を支える膨大な普通充電器設置促進
1.5 まとめ
2. ADASから自動運転へ、Key Wordは“CASE”
2-1 国連宣言を受け、急激に普及拡大したADAS
2-2 世界的に統一された自動運転Levelの定義
2-3 自動運転で覇権を狙う国際道路交通法の縛りがない中国
2-4 自動運転実現には必須、車載AI/Deep Learning機能
2-5 Toyotaもついに参画、自動運転技術Open Platform 『Baidu Apollo PJ』の勢力拡大
3. 車載用に技術移植が進むスマホカメラ・ディスプレイの動向
3-1 Connected Carの本格化を加速したスマホの登場
3-2 スマホカメラの5つの世代と車載カメラに転用された技術
3-3 AMOLED搭載が進むスマホ、車載用への転用の可能性
4. 車載カメラの要素技術
4-1 車載カメラが果たす安全機能
4-2 車載カメラ、部品の市場動向予測
4-3 車載カメラの小型化、開発期間短縮に貢献するWLO技術の概要
4-4 WLOリフローカメラで実現する多機能カメラモジュールの事例
4-5 Viewing Cameraの画素数を決定付けるディスプレイ解像度
5. 車載CMO Image Sensorに要求される機能
5-1 明暗差が大きい環境に対応した「Real Time HDR」機能
5-2 LED表示・照明による誤認識解消「フリッカ抑制」機能、HDR併用Image Sensorも登場
5-3 De-facto化する、夜間歩行者検出も可能な0.005lx出画超高感度Image Sensor
5-4 ADASの精度向上、自動運転実現で重要な役割を果たすNIR Sensor
5-5 SoC処理能力向上に伴い高解像度を求め多画素化が進むSensing Camera
5-6 夜間障害物検出で重要な役割を果たすFIRカメラのコスト低減技術
6. IoT社会本格化に向けた動向
6-1 家庭用IoTは高度なInteraction性を実現した音声認識が本命
6-2 AIの高度化を進める業界動向
6-3 IoT社会のカメラとAIの相互作用は『現代版カンブリア爆発』である
まとめ