化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年8月3日(火)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600 円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
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講 師

 吉村 利夫 氏  公立大学法人 福岡女子大学 国際文理学部 環境科 教授

【講師経歴】
 1985年 京都大学 工学部 高分子化学科 卒業
 1987年 京都大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻修士課程修了
 1987年~2002年 東レ㈱ 高分子研究所および電子情報材料研究所に勤務
 2002年 福岡女子大学 助教授
 2006年 福岡女子大学 教授 現在に至る

【研究歴】
 2002年~ 生分解性高吸水性樹脂の創製に関する研究

【所属学会】
 高分子学会、繊維学会、セルロース学会、日本化学会、日本家政学会、American Chemical Society

【著書など】
 ・機能性セルロース次元材料の開発と応用、第14章 2 高吸水性セルロース樹脂の開発、シーエムシー出版(2013)
 ・衛生製品とその材料開発 事例集、第5章 第3節 セルロース系高吸水性樹脂の特性と紙おむつへの応用、技術情報協会(2016)
 ・被服学事典、第2章 2.2.4. f その他の機能性素材、朝倉書店(2016)

セミナーの趣旨

 高吸水性樹脂は衛生用途を中心に市場が拡大しており、その傾向は当面続くと見込まれまる。しかし、現行品は石油を原料とし、使用後は水分を大量に含んでいるにもかかわらず、その多くは焼却処理されています。高吸水性樹脂が再生資源である天然物を原料とし、生分解性を付与することができれば、さまざまな課題が解決すると期待されます。
 本講演では高吸水性樹脂現行品の特性や課題、生分解性付与の具体的方法や意義などについて平易に解説し、高吸水性樹脂の今後のあるべき姿について考えます。

セミナー対象者

 高吸水性樹脂を活用しようとしている若手研究者、技術者

セミナーで得られる知識

 高吸水性樹脂の基礎、現状、課題の確認

プログラム

               ※ 適宜休憩が入ります。
1.はじめに
 1.1 高吸水性樹脂の概要
 1.2 製造方法
 1.3 吸水原理
 1.4 特性と用途展開
 1.5 現行品の課題

2.生分解性高吸水性樹脂
 2.1 意義
 2.2 これまでの検討例
 2.3 生分解性評価方法

3.セルロース系高吸水性樹脂
 3.1 分子設計
 3.2 エステル誘導体による検討
 3.3 エーテル誘導体による検討
 3.4 架橋方法の検討

4.多糖類系高吸水性樹脂
 4.1 分子設計
 4.2 セルロース系との比較

5.おわりに
 5.1 生分解性高吸水性樹脂の課題と将来展望
 
 

関連図書

        材料・合成技術

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