* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2021年5月13日(木)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
福原 長寿 氏
静岡大学学術院 工学領域 教授 / 静岡大学 カーボンリサイクル研究所 所長
【講師経歴】
昭和62年4月 工学院大学 工学部 助手
平成9年4月 八戸工業大学 工学部 助教授
平成15年4月 八戸工業大学 工学部 教授
平成19年3月 静岡大学 工学部 物質工学科 教授
平成27年4月~現在 静岡大学学術院 工学領域 教授
令和3年4月~現在 静岡大学 カーボンリサイクル研究所 所長(併任)
【所属学会】
化学工学会(R3 東海支部長)、触媒学会(H30~R1 理事)、石油学会、日本化学会
【著 書】
プロセス強化(PI)の技術、化学工学会監修、三恵社
セミナーの趣旨
2050年CO2排出の実質ゼロ宣言を受け、カーボンニュートラルを目指したグリーン成長戦略の指針が政府より発表された。本講演では、この戦略指針で中心技術の一つにあげられるCO2のメタン化技術について、産業プロセス排出の大量CO2をメタン変換する技術的ポイントや、変換後のCH4を原料とした合成ガスの製造技術、そしてCH4から炭素を固体として連続回収する新しい触媒技術について紹介する。また、メタン化反応に必要となる水素の製造プロセスについても現行の大型システムを説明しつつ、未来型プロセスの取り組み状況などを紹介する。
セミナー対象者
CO2の削減と処理を指向する開発研究者
CO2の資源化を企画する開発研究者
グリーン成長戦略に資する情報取得を指向する方
セミナーで得られる知識
CO2処理の国内外の状況
CO2のメタン化触媒プロセスの技術
構造体触媒システムの特長
室温域でメタン化反応を実施する技術
CO2の固定化技術と国内外の状況
大型水素製造プロセスの理解
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.CO2のメタン化技術
1.1 国内外の状況と課題
1.2 構造体触媒システムによるメタン化反応
1.3 CO2を高速処理するメタン化反応
1.4 室温雰囲気でのメタン化反応(オートメタネーション)
1.5 小型発電機からの排ガス処理の実例
2.CH4から合成ガスの製造と固体炭素の捕集
2.1 メタンのドライ改質反応の現状と課題
2.2 構造体触媒システムによるドライ改質反応
2.3 CO2とCH4から固体炭素を連続捕集する技術
2.4 メタン化反応との組み合わせプロセス
3.水素製造のための改質プロセス
3.1 炭化水素の水蒸気改質とは
3.2 大型改質プロセスの現状と課題
3.3 未来型改質プロセスの展開