~ 入門編ながら、最新トレンドから近未来予測までわかる!~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2021年10月4日(月)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
高原 忠良 氏
技術オフィス Tech-T 代表 / 埼玉工業大学客員教授, 元トヨタ自動車 / 元サムスン
博士(工学)
【講師経歴】
トヨタ自動車 樹脂部品生産&材料・加工技術・ CAE開発、
SamsungSDI(韓国本社) エンプラ研究所
大手自動車メーカ 研究所 次世代車要素技術開発
2017- 埼玉工業大学、2020- 技術オフィス Tech-T
セミナーの趣旨
プラスチックを取り巻く状況はかつてないほどの逆風にあります。しかし、加工性や軽さなど、プラスチックなくしては日々の生活も成り立たないほどに重要なアイテムともなっています。プラスチックの構造から、その特性発現のメカニズム、それが故の欠点やその対策方法を解説します。応用事例の紹介は、写真を多用しながらも、樹脂の特色や成形法も加味しての総合的解説です。トヨタ生産方式の視点で品質・コストの究極の両立を目指す活動説明は、本セミナならではのユニークな内容です。初心者の方にもわかりやすい内容となっておりますので入門編としておりますが、最新トレンドやSDGs対応などの近未来予測も含んでおり、多くの方々に参考になるセミナとして企画しました。長きにわたり、自動車メーカで樹脂部品の開発と生産に従事し、さらに海外エンプラメーカの研究所にて用途開発に従事した講師ならではの、本質的ながらわかりやすいセミナです。
セミナーで得られる知識
・プラスチックの概要を本質から論理的に理解できる。種類・成形法・適用部品・活用注意点・樹脂・加工法・計測法などのトレンド・SDGsや環境規制情報と対応の方向性
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
プラスチックの種類や加工方法などの基礎的内容を説明します。
1-1 プラスチックの歴史
1-2 プラスチックの特徴 ~金属・無機物との比較で理解~
1-3 種類・分類
熱可塑(汎用・エンプラ・スーパエンプラ)/反応硬化/複合材(CFRP・GFRP)
1-4 主な成形加工法
熱可塑:射出成形/ブロー成形/押出成形/真空成形・・・
反応硬化:RIM/トランスファー/熱硬化・・・
CFRP:ハンドレイアップ/オートクレーブ/RTM/FW・・・
2 自動車; 活用の狙いと実際
活用の狙いやそのための歴史をご紹介の上、活用の実際を写真中心に紹介します。
2-1 活用の狙い・求められる性能コスト低減/軽量化/高品位化(加飾・防錆・熱マネジメント)
2-2 内装部品
2-3 外装部品
2-4 機能部品
2-5 CFRPボデー系/機能系
3 日用品; 活用状況と課題と注意点
広く使われている日用品を確認します。
プラスチック全般に関しての、活用における課題と注意点、対応案も説明します。
3-1 日用品にみる活用状況、樹脂の種類と成形法、性能の特徴も含めて 飲料ボトル/洗剤等容器/日用雑貨/家電/OA機器・・・
3-2 使用上の注意点と上手に使いこなす知恵
~トラブル事例と対策案~
4 トヨタ生産方式に見る究極のバンパ射出成形システム
トヨタ自動車高岡工場で実現したと報道された、段取り時間約30秒、成形サイクル約30秒、計60秒ごとに多種のバンパを成形する生産システムの詳細を推定し、究極の品質とコストの両立する生産システムの在り方を考えます。
5 最新動向
トレンドの背景を説明の上、代表的情報をご紹介します。
5-1 最新ニュース
5-2 燃費・環境規制と次世代車
5-3 マルチマテリアル化対応状況事例/対応技術開発/接着接合/分子シミュレーション法
5-4 CFRPの活用拡大 VaRTM/C-RTM/CFRTPプレス成形/多給糸FW
6 近未来の成形加工
プラスチックを取り巻く環境が厳しくなる中、ニューノーマルとしてのDX、SDGs やESGの視点も含めて大胆に予想します。
6-1 環境問題と企業責任、SDGsへの各企業の動き
トヨタ自動車/帝人/サントリー/ライオン
6-2 DXへの変革 DigitalTwin Iot+CAE+AI Industry 4.0/中国製造 2025/Society 5.0